ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

体脂肪率計

2006年09月12日 | C級商品
体に気を遣ってますかぁ~~?
さすがにですね・・この歳になると体の状態が気になりまして、体脂肪率計なんぞ買ってみました。

しかしまぁ凄いですね。
体脂肪率計がラーメン一杯分の価格で買えるんですよ。(いつものオークションですが)
体脂肪率計を作ろうと思うと、筐体、LCD表示器、LCD表示ドライバー、演算用CPU、電極駆動回路、電極入力回路、ADコンバータ、EEP-ROM、場合によってはロックインアンプ・・・などの部品で構成されます。
似たような回路構成では水質測定用の導電率計が非常に近いと思います。
かたやハンディ導電率計は10万円以上。
大陸製の体脂肪率計がラーメン一杯分・・・・
同じような回路構成でここまで価格が違うとは・・・素晴らしい。

ばらして見ると。。。基板がたった1枚。
しかもコストの一番安い紙エポキシの片面パターン基板。
ええええ??部品乗ってないの???

これ基板の表面。
こっちにもチップ抵抗ぐらいしか部品が乗ってない・・・
良く見ると、液晶表示器の裏側にCOB(Chip On Board)の集積回路が1個だけ・・
すげぇ。アナログ回路も液晶ドライバもCPUもすべて一つのチップで構成されています。
そりゃ安いはずだ。
でも専用LSIをわざわざ作っていると言う事は、膨大な開発費用がかかってるはず。
COB実装も小ロット生産には合わないから、かなりの大量生産なんでしょうね。
素晴らしい・・・
何を言ってるのか解らないと思いますが、とにかく「薄利多売」で生産されているものです。

早速電源ON
性別、体重、身長、年齢を入力してスタートボタンON!
ピ!・・・ピ!・・・ピ!・・・ピ!・・・ピーーー!
ええええええ~~~そんなばかな!
あり得ない数値・・・そんなぁ(>_<)
ついついぶっ壊してやろうかと思いました。

後日談
会社に持って行っていろんな人に測定してもらいましたが、凄くマトモな数値。
壊れてる感じじゃないな。これは。
って~~事は(>_<)
コメント (8)
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