ROOM210-付録

10年ぶりブログ復活!

FERNANDES ZO-3改

2008年11月24日 | ギター
久々ギターネタ


ご存じフェルナンデスのZO-3です。
アンプ&スピーカー付きでそのまま大きな音が出せるギターなんですよ。
良く見ると象さん(ZO-3)の形してるでしょ??

今回も改造が目的だったので、ヤフオクでジャンク品を買って来ました。
写真では綺麗に見えますが、傷が酷くて塗装もボロボロ。
電装関係もボロボロで音も出ません(>_<)
普通の人が見ると粗大ゴミ以上の品物ですが、こういうギターの方がレストアのやりがいが有るんですよね。

さぞかし安く買ったんだとお思いでしょうが、何故かZO-3のジャンク品はバカ高い!
改造ベースに最適なのでみんな考えてる事は一緒なのか?? とにかく異常な世界です。


早速バラして塗装を落とします。
このZO-3は総合板製なので上の塗装も下地もブ厚い厚い。
電動工具を使って塗装を落としましたが、それでも大変な作業です。
今までいろんなギターの塗装を落としましたが、このギターがダントツ大変です。
ブ厚い塗装で高級そうなイメージ有りますが、楽器の世界では塗装は薄い方が高級なので・・・・(T_T)

下地まで落とすと合板のデコボコが出てくるので、下地は残しています。

こっちが表側。
こちらには以前のFERNANDES TE-80の時に使って余ってたスポルテッド・メイプルの突き板を貼り付ける事にしますので、下地も全部落としています。


ZO-3の欠点は電池が小さくて(009P)すぐバッテリーが無くなる事ですが、今回は単三電池を6本載せる事が出来るように座ぐりを入れました。
上の写真で、くりぬいて白い木が出た部分です。

今ならトリマで簡単に座ぐり入れる事が出来ますが、当時はそんな工具持ってなかったので、ボール盤で空けました。
ちょいウネウネうねってますが・・


ロゴはいつものフェルナンデス旧ロゴ
そう言えばうちのギターはフェルナンデスが多いなぁ・・・何故か。

いきなり完成(-_-;)
塗装の写真撮ってませんでした・・・

色はもう少し明るい赤色。
スポルテッド・メイプルの部分はナチュラル塗装。
本当はナチュラルからグラデーション付けて赤色にしたかったんだけど、自分の技術じゃ無理。
でも突き板を張り付けてあるとは思えないでしょ?
突き板とギターの境目にはパテ塗ってなめらかにしてあります。
LEDのパワーランプも緑色に交換しました。


近くで見ると結構デコボコ(T_T)

本当はディストーション基板を載せる為に基板も買って、ボリュームも2個(ボリュームとディストーションの深さ)付けたんですけど、めんどくさくなってやめました。
だから後ろのつまみはトーンコントロールになってます。
電源スイッチや配線類も全部新品に付け替えて完璧です

裏側。
純正のカバーからはみ出してるのが単三電池ボックス。
ん~~素晴らしい。


こんな感じです。
ちょい高級感の有るZO-3の出来上がり!
トラ目は印刷じゃありませんよ! 極薄だけど本物スポルテッド・メイプルは綺麗です。



コメント (5)
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