連日続きますL-07Cいじり。
先日の続きで今日はTitanium Bacukpを使いDropboxへ同期させてみます。これによりL-07Cの設定情報を外部にバックアップすることができますので、もし仮にスマホに何か障害があっても簡単に復旧させることができるようになります。
Titanium Backupのメニュー構成は、以前のバージョンと若干変わっているようなので、先人達の情報に感謝しつつ、ここでは新しい構成をもとにしたキャプチャー画像で記録しておきます。
L-07C (V10C) Android 2.3
Titanium Backup 4.8.4(寄付して制限解除したもの)
要root化
まずはTitanium BackupとDropboxを同期させる手順から。
メニューから環境設定を選びます。
こちらにDropboxを有効化のチェックボックスがあるので、ここを選択します。
その他、Dropboxに関するサブメニューはとりあえずデフォルトのままでOK。
次にスマホのアプリや環境設定を全てバックアップします。私はここまでにアプリの個別バックアップはやっていたのですが、Dropboxに同期(退避)させるこの機会に、スマホにある設定をまるごとバックアップしておくことにしました。
メニューからバッチ処理を選びます。
バックアップさせる範囲を、「バックアップ:全ユーザーアプリ+システムデータ」を選択し、最大範囲を対象にしてバックアップしておきます。
予め全てのチェックボックスがマークされていますので、そのまま「バッチ処理を実行」
アプリとシステムデータの全てのバックアップが始まります。
アプリと環境ファイルのバックアップが終わりました。
134件の情報が約5分ほどでバックアップされました。
バックアップファイルはスマホのSDカードに退避されていますのでこれで一応の安全は確保されています。しかし、もしSDカード自体が壊れてしまうような事があればリストアすることができません。
そこで、更にDropboxを経由してスマホ外部にストレージしておくほうが安心です。
次はDropbox同期。まず、スケジュールのタブから、「Dropboxに同期」を選択します。このメニュー構成は以前のバージョンと少し位置が変更されているようです。
(画面は、Titanium Backup 4.8.4です)
Titanium Backupから初めてDropboxに同期させると、まず認証確認が行われます。
ログインを選択し、
続いてアプリのアクセスを許可。
Titanium BackupとDropboxの同期が開始されました。
自分は、まだL-07Cをそれほど使い込んでいないので、プリインストールで残っているアプリと、自分でダウンロードしたもの、そしてシステム設定を含めて134件の情報と設定を対象に同期しています。
容量は約110MB、自宅Wi-FiでPCと接続されていますが、転送に要した時間は約25分でした。3G経由で同期することもできますが、デフォルトではWi-Fiのみが選択されています。
Dropbox同期が終わりました。
全データバックアップ、そしてDropbox同期、いったんフルバックアップしておくとあとは差分だけが動きますのでもう少し短時間で作業は終了すると思います。
同期が完了すると、PC側のDropbox内にTitanium backupフォルダーが作成されていました。
これで一連の作業は完了です。
スマホで作りこんだ環境をTitanium BackupでSDカードにバックアップ、更にDropboxを経由してストレージしておくことでいつでも復旧させる事ができるようになりました。
今回は、初回ということで手動で操作しましたが、今後はTitanium Backupのスケジュール管理から定期的に自動更新することも可能です。
これで心置きなくL-07Cの環境をごにょごにょすることができるようになりました。