IIJmioモバイル高速/Dサービス、1GBファミリーシェアプランですが、この月末になってもまだたっぷり残ってます。
で、無駄に消費のスピードテストオリンピック開催。
出場選手はこの3台。
●Optimus bright L-07C Android2.3.3 rooted(韓国LG社)
Texas Instruments OMAP3630 1GHz シングルコア
●iPad2 iOS 5.0.1(米国Apple社)
Apple A5プロセッサー System-on-a-chip 1GHz デュアルコア
●GALAXY NEXUS SC-04D Android4.0.2(韓国SUMSUNG社)
Texas Instruments OMAP4460 1.2GHz デュアルコア
コースはモバイルルーターL-09Cを経由したIIJmioのLTE回線です。
4月30日祝日の18時過ぎ、3台を同時に接続しておいてスピードテストを比較してみます。
まず単体のL-07C。
Ping 276ms 下りは3Mb/sとまずまずのスタート。上りは1.2Mb/sですがグラフ波形を見れば分かるように瞬間的には4Mb/s程度出ました。
続いて2コース、Appleより参加のiPad2。まだiOS 5.0.1のままです。
こちらは下り2.5Mb/sと若干遅れましたがPingは92msと好成績だ。しかし上りは0.6Mb/sとやや出遅れた感があります。
そして本命は3コース、GALAXY NEXUS SC-04D。ICS最新OS、そしてデュアルコア1.2GHzのサラブレッドだ。
おっと、Ping2位、下りも2位、上りで1.3Mb/sとようやく1位を確保。総合的に見ても中間クラスの成績に終わった。
それぞれ1回ずつの試走なので正確な実力を表していないかもしれないが、デュアルコアのGALAXY NEXUSやiPad2に並んで、意外にもL-07Cが好成績だったという結果に。
では3台並んで併走して頂きましょう。
L-09Cに接続した3台を同時にスピードテストしてみる。回線は1回線、それぞれがWi-Fi経由でL-09Cに繋がっている状態で、同時にスピードテスト開始をポン!
1コース、L-07C。
シングルコアの非力さからなのか処理に時間を食ってしまい、Ping/下り/上りともに大幅にダウン。特に後半に差し掛かる上り速度は劇遅に。
2コースのiPad2は、
Ping(Latency)こそ92msとスタートダッシュするものの、上り下りともに平均値が1Mb/sを切る成績に。Latencyとあわせ上りが瞬間的にMAX2.8Mb/sと出たものの、そのサイズのでかさが災いしたのか、中盤よりぐっと速度が落ちてこの成績に終わった。
本命3コースのSC-04Dはというと・・・
PingこそiPad2に1位を譲ったものの、その後の処理が早く上り下りともに最高値を叩き出し1着でゴールイン。
1回線に3つが群がっての同時スピードテスト。回線速度そのものより端末処理の速さが効いたのかGALAXY NEXUSが圧勝でした。
画面サイズで言えばiPad2が圧倒的に大きいのでハンデがあるのかもしれませんが、4.7インチサイズながら1.2GHzのGALAXY NEXUSはトータルで見ても処理速度は速いようです。
同じ回線を通じていても内部処理が早い分だけ有利なようです。公共無線LANなどたくさんの端末が繋がった環境でも、端末そのものの処理が早いほうが有利になるのでしょうか。
総合成績表
L-07Cから。
ただ一人のシングルコアながら頑張ったL-07C。Pingは1度も1位をとれませんでした。そして上り測定では不満の残る成績に終わった。
大型液晶を抱え、何かとバックグランドで処理してそうなiPad2。
Latencyは早かったにもかかわらず、その大きなボディのせいか思ったほどの成績は出ませんでした。それでも下りMAX4Mb/s弱は立派な成績です。
総合的に早かったのはやはりSC-04Dだ。
出遅れた(タップし損ねた)2回目は別にして下り4Mb/s前後の成績はさすが。PingもiPad2に首位は譲ったものの130msと安定し上り下り合わせて総合1位の栄誉を獲得しました。
(以上は焼酎を飲みながらのroot66調べです)
このオリンピックで消費したパケットは42MBでした。
それでもまだ半分以上残ってます。今月はタイに出ていたこともありあまり消費できませんでした。逆に5月はGW旅行を控え前半でだいぶ使ってしまいそうで月の後半が心配です。