前記事の続き。
蕎麦を食ったら温泉です。ここ琴平温泉には「ゆめ山水」という露天風呂(男女)があります。
実際は蕎麦を食べてからいったん水汲みや豆田の街めぐりをしてから、夕方にもう一度戻ってきてこの温泉に入ったのですが続きでご紹介。
「ゆめ山水」は男女露天風呂が500円、貸し切り風呂が16室あって2,000円(60分)から。今回はこちらの貸し切り湯を利用しました。
16室ある貸し切り湯は、いくつかの棟に別れ川沿いに建てられた古民家風の長屋になっています。
その一室、おおるり。
風呂よりでかい岩が囲みます。元々このあたりは石切り場だったようで、それを利用した岩風呂のようです。
部屋を選ぶとき迷いながら「どこが人気ですか?」と尋ねたら、受付のおばさま「お湯は全部同じです」そりゃそうだろう・・・・。ということで適当に選んだ岩風呂ですが、この手前の大岩が座るにも歩くのも冷たくって存在感あり過ぎ!でした。次は無難にひのき風呂にしておこうと思います。
コインを入れると右上の口からお湯がほとばしりあっという間に湯船を満たします。お湯の温度は体感で41、2度くらいかな?湯量も多いので冷めることもなくちょうど良い湯加減です。
この時期、窓からは紅葉が眺められますよ。
しっかりつかって60分。私はカラスの行水なんで余裕ですが、妻は色々と前後に身支度が多いようで忙しそうでした。
脱衣場にはエアコン、扇風機、ドライヤーなど一通り用意されています。湯上りに暑いといって扇風機を回す私、いや湯冷めすると暖房を入れる妻。冷え性ってたいへんですね。
スマホは防水じゃないのですが結構水面ギリまで近づけて撮ってます。湯気とか大丈夫でしょうか。あまり無理はできませんね。今後はGoProで温泉水中撮影してみたいと思います。
ここ「ゆめ山水」は、旅館「かやうさぎ」や、黒川温泉にもお宿を経営されています。あと日田街道をもう少し山に登ったところにある系列の「秘湯うめ乃ゆ」に水汲み場があると聞いて行ってきました。
温泉から道を挟んだ反対側に「轟の森の湧水」がありました。
地下900メートルから汲み上げた伏流水、水道の蛇口が3つ並んでおり自由に水を汲むことができます。
貸し切り風呂は大正ロマン風の造りになっています。
こちらは大浴場は無く全24室すべて貸しきり湯のようでした。
なんかラブホ、いやカラオケボックス風のご利用パネル。タッチ式ではありません。
料金は1室1,500円から・・・とありますが、安いのは2部屋だけであとはエアコンやトイレが付いた部屋で3,000円から5,000円(70分)とちょっと高めの料金設定。家族4,5人で入るならいいですけど少し割高のようですね。それでも半数は埋まっていました。
山道を取って返し豆田の街並みを散策します。
白壁と昭和レトロな街並みを歩くと、お土産屋さんやカフェがのきを連ね結構な人が出ていました。
その中から「麦屋カフェ」へおじゃまします
ソフトクリームが美味しいというこちら、お店の外観は石積みで中は枕木を敷き詰めたレトロ感溢れる落ち着いた雰囲気のお店です。
上がり座敷と床の間を改装したディスプレイ。
秋の陽射しが差し込んで、田舎のおばあちゃんちに来たみたいです。
私はアイスコーヒー、妻、お薦めのソフトクリーム。
アイスコーヒー400円ながら、一杯ずつドリップして、さらに氷を張ったボウルで冷煎してからグラスに注いでいました。ソフトクリームも濃いそして旨い。観光地でありながらお値段良心的、居心地最高、ほっこりできるカフェですよ。
ディスプレイされたクラシックなアンティークカメラたち。
詳しくはありませんが、YASHICAなど時代を感じさせるカメラがきれいに展示されていました。まだ動くんでしょうかね。好きな方にはたまらない光景だと思います。
いつも通り過ぎてばかりいた日田ですが、意外と近くて楽しめる街だと思います。またゆっくり歩いてみたいですね。