酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

南阿蘇、今年の行き納め、ぐるりと一周(2)

2013年11月26日 | 旅行、蕎麦と温泉

今年最後の南阿蘇ドライブ、後半です。パンを買って蕎麦を食ったら、次は柴犬イジリマス。

柴犬の里、天気もよし犬もよし、今日の散歩犬は名犬おとはの子おとよ。

「おとよ」は、正確には3代目にあたるのでしょうか、以前のオテンバおとよと違い風格ある物静かな柴犬でした。しゃんと延ばした背筋、凛とした耳、ワンとも吼えぬ落ち着き様、チャンピョン犬おとはの血筋を継ぐ名犬ですよ。

途中、止まることも無く寄り道せず、タッタッタッタッタッと一定のステップでリズムを刻み散歩道を進みます。こっちははぁはぁはぁと息が切れます。
折り返し点に着いたら水をごくりと飲み、あとはワンコインオーナーのご機嫌を伺うことなく、こっちが「帰ろう」と言うまで、遠く阿蘇の山並みを眺め哲学していました。

数々の散歩犬を連れ歩きましたが、途中で動けなくなる犬、寄り道が激しい犬、棒やどんぐりに過剰反応するヤツ、色々とありましたがやはりチャンピョンをとるような名犬は風格が違います。落ち着いています。たぶんお値段も違うんでしょうが。


散歩犬を連れ戻ったら、お次は子犬イジリマス。

柴、3ヶ月ほど。子犬も全部性格が違います。大暴れするヤツも居るし、キャンキャン吼えて走り回る犬、また人懐っこく人によじ登る子犬なんかもうポケットに入れさらってしまおうかと思うほど可愛い柴も居ました。


今回の子犬は、ポテっと動きません。なすがまま、触るがまま、です。


まるで、動くぬいぐるみですよ。

あと半年もすれば成犬と見分けがつかなくなります。このままずっと子犬だったらいいのに・・・。柴、最高です。

柴犬を堪能したらカフェに移動します。今回は南阿蘇周り納めなので、パン・蕎麦・犬・カフェ・温泉・水汲み全部廻ります。忙しいです。

国道から裏道を辿り訪れたのは「ギャラリー珈琲風の音」。


江戸時代に建てられた武家屋敷を改装しカフェにされています。さすがに築200年になろうかという古民家、外壁や瓦屋根はかなりくたびれていますが、内装はきれいに改装され太い梁と広い土間を上手に活かした空間が演出されています。



高い天井に広い土間、そこにスピーカーが配置されジャズが流れる癒しの空間です。午後も遅い時間なのでお茶だけにしましたが、数組のお客さんのほとんどが「風の盆」定食を頼んでいました。

だご汁とか赤牛のコロッケとか、説明されているのを聞いていると、次はここで昼飯だなと思わせる内容でした。

続いて温泉に参ります。最近、蕎麦、温泉、蕎麦、温泉と繰り返しになってますが、ここ阿蘇まで来ておきながら温泉は外せないでしょう。
立ち寄り湯、「阿蘇白水温泉瑠璃」です。温泉に目が向かなかった当初は、こんなに近いところに立ち寄り湯があるなんて気にもしませんでしたが、いつも水を汲みに行く池の川水源の先、5分ほどの場所にありました。

大浴場300円、貸し切り風呂でも1,500円(50分)という良心的な価格設定です。設備はヘルスセンター風で風情はありませんが、広い敷地に錦鯉がいる池、大浴場に家族風呂が3つと宿泊施設も備えています。
岩風呂の貸し切り湯が希望だったのですが、タイル張りしか空いていないということでそちらをお借りしました。

GoPro水面撮影です。さすが防水ハウジングでも湯船につけるのはちょっと・・・。

室内は普通の銭湯風ですが、浴槽は広くお湯もたっぷり。湯温は42,3度でしょうか、ネコ肌の私でも躊躇無く入ることができましたよ。
脱衣場には洗面台と鏡、ドライヤー、ティッシュや綿棒はありません。内装はやや古いですが1,500円で貸し切り、しかも柴犬や水汲み場からも近く南阿蘇のホームグランドとしてまた立ち寄りたい温泉でした。肩までしっかりつかり今年の阿蘇めぐり完了です。

これからは積雪と凍結でしばらく訪れることはできませんが、

南阿蘇、また来たいと思います。

コメント
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