酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(2)

2014年03月03日 | 旅行、蕎麦と温泉

先日の続き、くじゅう温泉ドライブ二日目。


九重連山に囲まれた長者原のタデ湿原。

そこに位置するトライアル温泉郷です。

九州地区に展開するトライアルカンパニーが運営する温泉郷になります。トライアルといえば関西で言えばコーナンのようなディスカウントショップですね。

そのトライアル温泉郷は、三つのタイプの宿泊施設が用意された温泉施設になります。
虎乃湯、会員価格で1980円から。
久織亭、9900円から。
久織亭別館、35000円から。
いずれも平日素泊まりで大人ひとりあたりの価格です。


広葉樹林に囲まれた広い敷地内に離れ(風)の宿泊施設が点在します。

最安は「虎乃湯 長屋 鳶(トビ)」。
長屋造りで10部屋がL字型に2棟、トライアル会員(無料)なら大人平日1980円。 



虎乃湯のもう一つ、「虎乃湯 萌葱(もえ)」は離れ風コテージで、3部屋が1棟の建屋になっていて、2名から6名、大人ひとり2,980円からです。


敷地内にはその他に「久織亭」が一人9,900円から、そして「久織亭別館」がお一人35,000円から(いずれも素泊まり)と3タイプ用意されています。
「久織亭」ブランドのお部屋は、各部屋に温泉が付いた離れになります。


今回泊まったのは、虎乃湯「萌葱(A)」になります。

左、リビングからテラス方向。右、ベッドルーム。自分で布団を敷きます。

清潔な洗面所とウォシュレットのトイレ。


虎乃湯「萌葱」は、部屋に温泉こそ付いていませんが、週末の土曜日泊で大人ひとり4,480円と格安な料金になっています。
歯ブラシやお茶などアメニティを一切排除し、コストを切り詰めて宿泊に特化させた結果、長者原温泉という好立地にもかかわらずこのような低価格で営業しています。
洗面所にはドライヤーとタオルが1枚、あとティファールの湯沸しやコップ、作務衣と丹前は用意されています。
あとテレビに冷蔵庫、エアコンが2台、ホットカーペットも準備されていました。(加湿器はフロント棟で貸し出し)
虎乃湯の「鳶(とび)」と、今回泊まった「萌葱(もえ)」は大浴場と家族風呂を利用することになります。

大浴場(内風呂)

ガラス越しに見えるその先に露天風呂。



極寒期の温度調節に苦労して、今では半分がコンクリで埋められてしまったようです。
多少、手作り感が残りますがゆるりと入れる露天風呂です。

その他に家族風呂が5部屋。

(立ち木に直接、ビスを打ってはいかん!と元ボーイスカウトは思いますが)

仕組みは予約制ではなく、上がり口に靴が無ければご自由にどうぞ、というシステム。
5部屋あって時間制限無く自由に入ることが出来ます。

長屋の家族風呂、右端から壱弐参・・・と番号が振ってあります。(クリックで拡大
チェックインからアウトまで、風呂が空いていればいつでも自由に入れます。

脱衣場は4畳半ほど、鏡と流し台、ドライヤーはありますがその他アメニティはありません。冬場は脱衣場に石油ファンヒーターが用意されて寒くありません。


ひとつの部屋には何故か石が突き出てます(笑)


源泉は75度と高温の為、加水によって適温に保たれていました。濁り湯でやや硫黄匂が漂う温泉です。
源泉の注ぎ口で湯温計は48度を指していますが、浴槽は41度から43度くらいでしょうか。早い時間はやや熱め、夜は少しぬるくなり40度少しになっていました。

お風呂が空いたタイミングで、宿の人が湯温計を持ってメンテナンスしていました。熱い風呂が好きな人、ぬるいのが好きな人、調整が大変だと思いますが源泉掛け流しの湯、時間を変えて楽しむことができました。

特に早朝に入ると開放感抜群です。1泊で家族湯に3回、大浴場と露天風呂に1回入りましたよ。部屋から温泉まで歩いても1分と近く不都合はありませんでした。
部屋によっては家族風呂が見通せるので、利用者がいないか確認してからさっと入れるので、時間制限もなく自由に温泉を楽しむことが出来ますよ。(虎乃湯 長屋鳶からは数分かかります)



温泉は入り放題、お部屋は清潔、自然公園の林に囲まれた温泉郷、これで1980円からという格安なお値段でこれはお得な施設だと思いますよ。

続いて食事編です。

コメント
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