酒とサッカーと・・・

旨い酒とサッカーがあれば人生の大半は・・・

早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(3)

2014年03月06日 | 旅行、蕎麦と温泉

先日の続き、くじゅう温泉ドライブ二日目の後半。



そもそも、このトライアル温泉郷に来たのは、両親の足が弱る前に一度・・・と思って下見を兼ねてやってきました。
正月、実家に帰ったとき「九州の温泉いく?」と尋ねたら珍しく乗り気だったのですが、「いいとこ要らんよ、5000円上限ね」と言われました。
もう歳なんで、1泊2食、豪華温泉旅館とか要らんから風呂ね、いい温泉があってちょっと食べるところがあって、寒くなくて近所で散歩ができたらそれで構わん、と言われました。
九州各地でけっこう温泉を巡ってきたんですが、いわゆる湯治場というような温泉は全然わかりません。 
予算5千円なぁ。日帰りで5千円くらいのとこ行ってるなんて言ったら怒られそうですし。

で、色々と安そうなところをあたってみたところ、ここトライアル温泉郷に行き当たった次第です。
トライアル温泉郷には2つのレストランがあります。ひとつは「こはく食堂」。もう一つが「蓼の杜(たでのもり)」です。

食泊分離をうたったこの温泉、宿泊は最安値1980円から、と条件をクリアしていたのですけど、飯ってどうなってんだろうと検索してみました。だけど、公式HPにはあまり詳しく書いていなかった事と、各ブロガーさんの記事を見ても、以前は焼肉レストランだったり「旅の途中」がいつの間にか「こはく食堂」と名前を変えていたり、アラカルト料理があったり無かったりと割合頻繁にメニューを変えているようでして、これは一度自分の目で確かめてみなければ、と思ったわけです。

事前に1泊2食も予約できますけど、素泊まりでチェックインすると「食事はどうされますか?」とその場で予約もできるシステムです。
「蓼の杜」は和会席のコースで「こはく食堂」は定食メニューになっていました。 
で、夜を「こはく食堂」で、翌朝は「蓼の杜」を選択しました。

真っ暗な道を誘導灯に添って歩くこと10分ほど。「こはく食堂」に到着です。

1000円前後の定食、焼き魚かハンバーグか唐揚げか鳥天か・・・というようなメインにご飯とお味噌汁がついてます。

天井は高いですが思った以上にこじんまりとした建物でした。

ほぼ満席ですが予約制なので待つようなことはありません。暖房もしっかり効いていて段取りよく案内してくれました。
壁には全部屋全風呂の写真が部屋番号入りで貼ってありました。これ、公式HPに載せろよと。同じ「萌葱(A)」でも何タイプも間取りがあるようです。

頼んだのは、煮込みハンバーグ定食にプラス「半とり天」とサラダ、単品で鶏唐揚げです。あと、チューハイレモン2杯。

酒飲みなんでメニューがちょっとな、と思いつつ、お腹いっぱい食べました。チューハイ入れてこれで2750円でした。
一応、単品もあるし、お店のおばちゃんは気さくで優しいし、これはこれでアリかなと思います。(一品料理で酒呑みながらだらだら、という感じではありませんが)

翌朝は「蓼の杜」へ出かけます。こちらはフロント棟から駐車場を挟んだ反対側、萌葱から歩いて5分といったところです。

夜は会席5000円からと、宿泊代金より高い食事代になります。
朝は1500円の和定食メニュー一本。

ご飯、鍋仕立てのお味噌汁、小鉢に朴葉焼き。あとブッフェコーナーで野菜や天ぷら、デザートとコーヒーが自由に頂けます。若干ですがパンやサラダなども置いてありました。
女性好みの品揃えで接客も丁寧、久織亭の宿泊客も利用するのできちんとした料理が用意されています。
私ら酒飲みなんでコレ、夜に出してもらえたら十分なんですけど。夜も一品料理を用意して欲しいです。

ロビーには革のソファーにこじゃれた調度品が。


裏にはデッキがありましたよ。暖かくなったらテラスでコーヒーが良さそう。ここから眺める九重連山とたで湿原の景色は素晴らしかったです。


現在のところ、食堂もレストランも朝夜だけの営業です。お昼ごはんはありません。歩いて移動できる範囲には飲食店はありませんでした。(期待していた近くの「高原の駅長者の茶屋場」は見当たらず草原になってました)
土日に両親を連れてきて、次の週末までそのまま置いていこうかなと思ってたのですが昼ごはんどうしましょう。車なら長者原ビジターセンターとかドライブインも近いのですが歩いてはちょっとな。

一応、歯ブラシやタオル、簡単な軽食というかインスタント食品とお菓子類はフロント棟で販売しています。


でもご飯類はないしおにぎりや弁当も今は用意がないようです。電子レンジはここフロント棟だけなので、昼飯に困るだろうなぁとちょっと悩むこところです。
せっかくディスカウントスーパー「トライアル」が経営してるんだからここにトライアルを作れば・・・といっても国立公園内なので何かと制限があるんでしょうね。

また、以前は宿泊棟の部屋で、カセットコンロやIHヒーターで煮炊きが出来たようですが、現在は火気厳禁、調理禁止になっています。
公園内なんで敷地でのBBQや焚き火も禁止です。従って自炊はできません・・・。せめて部屋に電子レンジでもあればいいのになぁ。

色々と良い点、足りない点はありますが総合的にかなりお得な温泉施設だと思います。
楽天トラベル、じゃらん、公式HPで予約可能です。キャンセルポリシーは1週間前から必要です。ただし公式HPからの予約のみ、キャンセル期間に入ってからでも「他の予約で埋まればキャンセル料不要」となっています。
あらかじめ「トライアル」の会員になっておけば会員価格が適用されます。各店舗のサービスカウンターで無料発行してもらえます。温泉郷の現地では会員登録はできません。
会員価格で予約しておいて、当日、フロントでポイントカードを提示すれば会員料金が適用されますが、楽天やじゃらん経由では会員価格はありません。

週末泊はずいぶん先まで予約で埋まっていますが、キャンセル料発生の直前になると、ぽこっと週末の予約も空くようで、今回は急遽あいた土曜日に泊まることができました。

半年先まで土曜泊は埋まってますが、このように3日から1週間前になるとちょくちょくとキャンセルが入るようです。
一番安い1980円の部屋とか、お部屋に温泉付きで10200円の久織亭など試してみたいと思います。

さて、親はどうしようかな。

早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(2):部屋と温泉
早春のくじゅうドライブ、やまなみハイウェイ(1):蕎麦

旅行日:2014年3月1日~2日

2014年4月1日追記
レストラン「蓼の杜」がリブランド。「料匠 Kohaku」 
 

 

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