古湯温泉に行ってきました。
古湯温泉といえば「ぬる湯」が有名な温泉場です。先日行った熊の川温泉から車で10分ほど登った場所になります。熊の川温泉の源泉が43度なのに比べこちら古湯温泉は38度とさらに低い温度になっています。
今回、訪ねたのは「和かふぇと素泊まりの宿 山水」の貸切風呂です。以前の山水荘が新しくなり、さらに立ち寄り湯だった男湯と女湯も現在では貸切湯として営業されています。
以前からあった樽風呂の貸切湯と合わせて3つのお風呂が、60分2300円~となっています。(2014年3月現在、貸切風呂のみで、大浴場の立ち寄り入浴はやっていないそうです)
朝、山水さんへ電話してお尋ねしたところ、「時間が決まっているならご予約できます」とのことで、夕方5時にお願いしておきました。
お借りしたのは、以前の男風呂だった一番広いお風呂。
洗面台がふたつある3畳ほどの脱衣場。ドライヤーとティッシュあり、トイレは廊下になります。
浴槽が2つ連結されています。
手前が源泉そのままの「ぬる湯」。奥は源泉掛け流しと浴槽の中で過熱したお湯が注がれています。
洗い場はカランが二つ、右手の障子窓を開けると竹囲いの庭が見渡せますがガラスは無いので外気が流れ込み、まだちょっと寒いので閉めたままにしておきました。
今日は忘れずに持ってきた「お風呂温度計」で湯温を計ります。
手前の源泉そのまま浴槽は36度。奥の過熱したほうが42度。体感的にはもう少し熱くプラス1度といったところでしょうか。
「ぬる湯」が自慢の古湯温泉ですが、さすが体温と同じ36度では寒かろう、と思うのですが、これはかつて経験済みです。意外とこの温度でもずっと入っていると芯から温まってくるんですよ不思議なことに。
さすがに熱い浴槽から移るとプールに入ってるような感じなのですが、洗い場で冷えた身体をこちらに沈めるとほんのりと温かい・・・、そしてずっと入れてしまうのです。
そして源泉そのまま掛け流し、ホントぬるつるなんです。しっとりと肌に馴染んで湯上りにはぷるんと水滴が弾けます。まるで化粧水のような良質の温泉です。おっさんなんですけど、つるっとなります(笑)
熱い風呂、ぬるい風呂、交互に入ると長湯が楽しめます。夏だったらもっとゆっくりつかれるでしょうね。
1時間があっという間に過ぎました。惜しいくらいです。もっと浸かっていたかった。
こちらは湯上りに「和かふぇ」で休憩することもできます。今日は時間がもう遅かったのでカフェというより、「早くビール!」という感じでしたのでお茶はせずにとっとと帰りました。
宿泊は、週末だけの金土日。素泊まりでも泊まれます。近場だけに夏、もう一度ゆっくり温泉にはいりたいと思います。