新しいおもちゃが到着しました。「1台9,980円、今なら2台買っても50%オフで9,980円」というキャンペーンで、Echoshow5が2台届きました。妻からの誕生日プレゼント権を行使し買ってもらいました。
Amazon(アマゾン)社のEcho(エコー)というスピーカーのAlexa(アレクサ)という中の人(人工知能)といった位置付けになります。
1台はまだ未開封ですが10日ほど使ってみた感想です。開封の儀とか設定とか裏技便利技とかネットにたくさん記事があるので省略。うちで使ってみて便利そうだなというポイントだけ列記していきます。
1.Amazon Music unlimited
先日の「unlimitedが4ヵ月使い放題」で契約していたので、いつもパソコンやスマホ(カーナビ)で聞いていたあの曲この曲がEchoShow5からも聞き放題です。「アレクサ、何か音楽かけて」「アレクサ、マルーン5を」というだけです。
ただしEchoShow5のスピーカーはしょぼいので、SONY SRS-X3にBlueTooth接続し音楽を飛ばしています。
いったん接続設定しておくと、「アレクサ、スピーカーに接続して」「スピーカーの接続を解除して」で連動も可能です。しかしスピーカーを「横取り」はしてくれません。先にスピーカーがPCと接続されているとアレクサは「接続可能なスピーカーが見つかりません、スピーカの準備が出来ていない可能性があります、電源が入っているか・・・」となります。
PCで接続しているBlueToothスピーカー(SRS-X3)を簡単に接続・解除できるようなトグルスイッチ風のソフトが無いかなぁ。(愛用のAudioSwitcherは、複数のスピーカーの切り替えだけでした)
2.アレクサ、今日はどんな感じ?
Alexaの基本機能「定型アクション」に、一連の動作を登録しておくと、呼びかけに応じ連続して実行してくれるものです。
呼びかけのキーワード「アレクサ、〇〇〇〇」に登録すればその声に応じ実行してくれます。
ただし予約語というのか、呼びかけに一般によく使う「おはよう」「こんにちは」などは、Alexaの別の基本機能が動作してしまうので、「アレクサ、今日はどんな感じ」(語尾上げ関西弁で)にしました。
登録している動作は、
「アレクサ、きょうはどんな感じ~?」
・音量を4
・ドアベル2を鳴らす(ポーン)
・今日は1月22日、水曜日です
・現在の時刻は、午前7時20分です
・今日の予定は~です(googleカレンダー連動)
・明日の予定は~です
・今日〇〇地方の天候は、晴れ、現在の気温は8℃、今日の最低気温は~
・本日配達予定の荷物はありません(クロネコヤマトのスキル)
という流れです。
最後の「ヤマト運輸を開く」だけが、一般企業が開発したスキル(アプリのようなもの)ですが、これは一連の動作の最後にしか登録できません。恐らく各社のスキルの終了方法がまちまちな為、途中にスキルを配置するとそれ以降の動作が保証できないからなのでしょう。
他にも同時に複数の「スキル」がダメとか、「ミュージック」と共存できないなどいくつかの制限があるものの、これらは順次改善されていくと思います。(この記事は2020年1月時点での動作条件です)
3.googleカレンダーと連動
先の定型アクションで呼び出す「今日の予定」「明日の予定」のために、googleカレンダーと連動しました。
うちは、基本、Android、google系のサービスで統一しているため、googleHOMEにすべきか迷ったのですが、AIスピーカーとしての完成度、人との親和性が高そうなAmazon Echoにしました。
また、購入前にechoでもgoogleカレンダーと連動できると分かったのも選択の理由の一つです。
googleカレンダーは以前から常用していますが、会議などビジネスのスケジュール管理までがっつりやっている訳じゃありません。「保険の更新日」とか「無料サービスの自動延長」、あと「12月29日から帰省」など、覚え書きや備忘録として使っています。
今回は自分のアカウントから使っていなかったgoogleアカウントのカレンダーを自宅用として妻と共用することにしました。これによりお互いの外出などが共有しやすくなりました。
「今日、歯医者だから遅いね」とか「あれ?出張って言ってなかったっけ」など、カレンダーを読み上げてくれることでお互いのスケジュールを簡単に共有できるようになりました。
もう一つそのgoogleカレンダーに「ゴミの日」を登録しました。都会では、行政による「ゴミ出しカレンダースキル」が用意されていて「世田谷区のごみの日」とか「神戸市のごみ出し」なんて感じで公式スキルが有りますので、これをオンにするだけでアレクサが読み上げてくれます。
ところが、うちのような地方都市ではまだまだこのような行政サービスのスキルはありません。悔しいので自分でgoogleカレンダーに登録することにしました。
普通のgoogleカレンダーと同様、パソコンからカレンダーを開きキーボードから入力します。
毎週火曜日と金曜日に「燃えるゴミの日」と繰り返し機能を使い登録します。月曜日は隔週で「燃えないゴミの日」と「缶・ビンのゴミの日」と交互にコピペします。年末年始やお盆休みに備え連休前のゴミの日はタイトルを「今月最後の燃えないゴミの日」とします。
これで、先の定型アクションで「今日のスケジュール」と「明日のスケジュール」で再生してもらいます。
「今日の予定はこれ以降はありません」
「明日の予定は2件あります、午前7時に今月最後の燃えないゴミの日です。午後6時に歯医者です~」
というような読み上げが行われます。
問題は延々とゴミの日の登録を人(私)がやらないといけない事です。もちろんゴミ出し自体も私の仕事です。早く公式ゴミの日スキルを、そしていつの日かアレクサが代わりにゴミ出しをしてくれる時代を待ちたいと思います。
そしてAlexaの設定で、会話継続モードをオンにしています。呼びかけの言葉「アレクサ」は最初だけでOKになります。
「アレクサ、スケジュールを追加して」
(分かりました、日時を指定してください)
「1月23日」
(はい、1月23日ですね。時間は何時ですか)
「午後6時半」
(なんというタイトルですか)
「歯医者」
(はい、では明日1月23日木曜日の午後6時30分に「歯医者」で登録します、宜しいですか?)
「お願い」
(はい、追加しました)
また、スピーカーの音量を上げたり下げたり繰り返す時には、
「アレクサ、音を下げて」「アレクサ、音を下げて」「アレクサ!、音を下げて!!」というのが、
「アレクサ、音を下げて」「下げて」「下げて」と連続して命令できるようになります。
4.その他、お試し中
あとは「買い物リスト」も利用しています。忘れないよう覚え書き程度ですが。
「アレクサ、買い物リストに卵を追加して」
(はい、買い物リストに卵を追加しました)
などと冷蔵庫の中身を確認しながら次々と品物の名前をリストに放り込んでおけば買い忘れがありません。
リストは読み上げもしてくれますが、買い物に出かけた時はスマホのAlexaアプリからリストを見ています。
AmazonプライムビデオやYoutubeなど動画再生は、EchoShow5の小さな画面で見る必要はなく、既存のシステムでテレビにキャストしたりパソコンで見る方が快適です。
他には、目覚ましタイマーもやってみました。しかし、ちゃんと鳴るのか、どのくらいの音量なのかと心配で目覚ましより先に起きて待機してました(笑)
ま、夏になったら「アレクサ、そら豆タイマーを1分55秒でセットして、枝豆タイマーは2分15秒でセットして」とかやってみたいと思います。
あとは「地震レーダーを開いて」とか、着替えながらヤフーやNHKのニュースを読んでもらったり、今のところはこんな感じかな?
さて、このスマートスピーカー購入の本題は、家電のコントロールです。これはまたしばらく検証してから別の記事で。
新しいリモコンがやってきた。LiveSmart LS-mini (1)
初稿:2020年1月23日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます