新型コロナウイルスに伴う「県をまたがっての移動自粛」が解禁になりましたので、インターヒル翼湯布院に行ってきました。
素泊まり、露天(部屋風呂)、綺麗、新しいところ、という感じでネット検索していたところ、こちら様のブログで詳しく紹介されていましたので、「これいいな・・・」と思い、さっそく楽天トラベル経由で予約しておきました。
土曜日1泊素泊まり、おとな二人、3,000円のクーポン利用で16,600円。(税サ込み、入湯税も込み)
まだ開業間もないお宿です。公式HPなどを見ても分からなかった点を中心に紹介しておきます。
湯布院ICの間近です。
泊まったのは、本館101号室「ひすい」です。こちらは企業の元保養所だった施設を改築し、その建て屋を本館として3室、それとは別に新たに離れを7部屋新築しています。本館の「ひすい」は一番お安い部屋になると思います。
追記:
元は、朝日ソーラーの保養所「湯布院 朝翔館」だったそうです。
駐車場は高速道路に沿った形でお宿への進入路にあります。写真上段、アプローチからみたところ。左手側が大分自動車の高架です、下段は逆から見たところ。10台分以上が無料で用意されています。砂利ですがきれいに整地してあります。
駐車場の後ろに見える三角屋根が本館、そして今回泊まった「ひすい」のお部屋になります。
玄関
入るとロビー
系列店の女将さん(オーナーさん?)のセレクト。なかなか立派な調度品が設えてあります。
共用部はこちらのロビーとフロントだけです、大浴場などはありません。
ロビーを出て本館裏側
喫煙所と自動販売機、アルコール類はありません、価格は市価というか100円からありました。
こちらからは由布岳が一望できます。
泊まった「ひすい」の室内です。
12帖の畳に、ツインベッドとソファー、押し入れの中は何もありません。
居室とは別に、8帖ほどのフローリングがあり、小さな流し台や冷蔵庫があります。(中は何も無し、冷凍庫なし)
お箸や皿はありません、小ぶりでぐっと重たいセンスの良いガラスのグラスが気に入りました。
室内は禁煙ですが、ロビー裏の喫煙所か灰皿をお借りして露天風呂でもOKとのこと。
トイレとタオル類
洗面所と、シャワーブース(未使用) 奥に露天風呂。
露天風呂全景。浴槽中央に「ハートマーク」のタイル。壁には「由布岳」をモチーフにした石組み。
露天にもシャワーとカラン。
湯温は、浴槽中央で42℃
温泉はかけ流しで、絶えず流れてくる源泉のカランは48℃でした。浴槽は浅めですので、多少熱くてもすぐに冷めます。温泉の成分表は見当たらず。
Zenfone6の広角レンズで撮影。
広角なので浴槽が歪んで楕円になりましたが、真ん丸です。屋根はありません、ひさしが一部にかけられていますが、浴槽全体は雨の下です。傘が二本おいてあります、露天を今後どうするかはオーナーさんが検討中だそうです。構想は楽天トラベルの口コミをごらんください。
浴室の入り口に立つと、高速道路の情報パネルが見えます。これ、まじネガティブ情報ではなく、なんとなく異質の組み合わせに思わず楽しくなる風景でした。
この立地を「うるさい」と取るのか、近くて便利と感じるのか、価値観の違いだと思いますが、風情溢れる温泉旅館、それも名湯湯布院をイメージしているとネガティブになるんでしょうね。私は面白いと思ったし音もそんなに気になりませんでした。
移動時は「大雨警報」、チェックイン時「快晴」、夜遅く「大雨」、翌朝はまた「快晴」でした。
夜中に雨が降ったところを動画を撮ってます。(2020年6月宿泊時点の状況です)
インターヒル翼湯布院「ひすい101号」露天風呂
食事は持ち込みです。以前、「旅館 由布山」に泊まった際のリピです。
ちょっと値上がりしていました。ですが、味は以前と変わらず、量もずっしり、大人ふたりでも一つで充分です。注文するときに「お箸を二膳」と頼んでおきましょう。
あとはビールとワインと、酒のアテと好きに自由に過ごすことができました。
私たち夫婦にとって、このお宿は「あり」です。べたな温泉旅館よりずっと新鮮で自由で設備も良し、次は離れに泊まってみたいと思いました。
宿泊日:2020年6月
後日、「離れ和室」にも泊まりました。
インターヒル翼 湯布院 「離れ和室 しんじゅ」に泊まる