きょうは厄日と言いたいが、すべて自分が招いた結果だから仕方ない。
やっと、ヨットのプロペラシャフトに防蝕亜鉛を取り付ける気になった。きのうは目視しただけで古いBCで潜るつもりだったが、気になって動作確認してみると給気ボタンが固まって動かない。それで新しい方のBCを使うことにした。ここまでは上出来だった。
準備作業中にフィンの片方を落としてしまった。片方だけ履いて素潜りで拾おうと思ったが、全く潜り込めない。それでウェイトを忘れたことに気がついた。ウェットスーツを着てウェイト無しではまず無理だ。幸いヨットには素潜りセット(マスク、フィン、ウェイト)を置いてある。弱い風があってヨットの位置は安定しているので、落とした場所をしっかり頭に入れた。こんどはウェイトも着けタンクも背負い捜索を開始したが、視界数センチ、自分の手さえ見えない。片足では無駄にばたついてしまうのでヘドロが舞い上がり、ますます酷くなる。片手とか片足のパラスイマーは凄いなあ、などと感心しながら手探り10分、諦めかけたとき目の前にフィンが現れた。
さてここで、去年取り付けた亜鉛や船底の汚れを記録するため水中カメラのスイッチを押したが、電源が入らない。よくよく見れば蓋が少し浮いている。昨夜充電したときに蓋をしっかり閉めなかったのだ。
気を取り直して亜鉛は無事に取り付けた。去年のも一昨年のも、しっかり残っていた。記録を見ればいつも11月にやっていたのに、何を慌てたか。
開けると中から水滴が落ちてきた。液晶にまで回っている。修理は無理だろう。何のことはない、いつもこんな調子だ。