ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

ジャガイモの傾向と対策

2021年01月12日 20時54分18秒 | 日記

 初蛭子の片付けをするつもりだったが、昨夜からの雨で幟や幕が濡れてしまったので明日に延ばした。

 干し大根の細い物は十分漬け込める状態だろうと思うが、太い物はもう少しのようだ。

 細いのはこれ以上干してはいけない気がするので先に取り込んだ。何分初心者なので手探りである。

 八百屋に北海道産や九州産のジャガイモが並んでいるが、どれを買ってもどう調理してもジャガイモの味がしない。ジャガイモに限らず、どの野菜も本来の味がほとんどしない気がする。舌が鈍感なのか、安物しか買わないからか。良い物は都会で下車するのではないか。もしそうなら田舎は地産地消に励まなくてはいけない。
 早くもホームセンターに種芋が出ていた。今年はジャガイモを試してみる。

 「100分de名著」でブルデューの「ディスタンクシオン」をやっていた。晦渋。ブルデュー曰く、理解不能な部分が20%無ければフランスでは認められない。邦訳ならば尚更だ。

 傾向性についての例、上流階級出身者はフォーレやドビュッシーを好み、中産階級出身で努力して大学を出て教師や公務員になった人はバッハ等禁欲的な音楽を好む。これは分かりやすい。してみるとブルデューもバッハが好きだったのか。

 映画「太陽がいっぱい」、アラン・ドロンがナイフの持ち方を揶揄される有名なシーンが浮かんだ。フランス階級社会の現状はどうなのか気になる。