ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

厚岸へ(s600m)

2024年07月17日 19時23分12秒 | 車中泊

 早朝からカモメがうるさい。見上げると展望塔らしきものが見えたので地図検索したら程よい距離だったので歩いて登ることにした。昨日の散策は合わせて3kmほどで、まさに逍遥だったので運動不足気味は変わらない。
「羅臼国後展望塔」、標高167m。草むらに鹿がいて、公園あり、スキー場あり。


 靄っているので眺望は期待していなかった。

 道の駅を出てセコマでサンドイッチとコーヒーを買い、どこかゆっくり食べられる場所はないかと流していたら、またカモメに爆弾投下された。きのうほどではなかったが気分が悪くなった。少し行くと総合運動公園の表示があったので駆け込み、誰もいない駐車場の木陰に斜め駐車して、まず掃除し、ゆっくりモーニングできた。カモメのお陰かも知れない。

「羅臼町郷土資料館」。ここも縄文文化、アイヌ文化の資料が豊富で面白かった。
 この妙な形の土器は何に使われたのだろう。

 分からない時、専門家は「祭祀用だ」と言うらしい。

 野付埼灯台に向かった。見慣れない風景だった。

 ここにも鹿。ゆっくり動けば逃げない。

 波音が聞こえたので、灯台の横を抜けて海へ出た。

 北海道に温水プールが多いのは海水浴ができないからと聞いたが、海はさほど冷たくなかった。

 トドワラのレストラン「のつけ」で味噌ラーメンを食べた。グルメ連中の評価は低いだろうが、私には薄味で良かった。

 野付半島を取って返して「おだいとう」に着いた。ここで泊まるつもりだったが、どうも気が乗らない。何と言っても楽モバが圏外なので、陽もまだ高いし厚岸に向かった。

「厚岸グルメパーク」、ここは去年来た。あまりに人が多くてすぐに出たが、右上の赤い橋は覚えている。

 朝の低山登りと炎天下の野付半島を歩き回って汗をかいたので、風呂を探した。歩いて行ける所に見つかったが定休日だった。それならば、垢は落とせないが汗は流せる温水プールが赤い橋を渡ったところにある、運動不足解消もできるので一石二鳥だ。

「厚岸町温水プール」、330円。私も含めて3人。もう一人の男性もバイクでの旅行者だった。500m泳いで2分ほど休憩し、もう100m泳いだところで休憩時間なので上がるように言われた。汗は流せたので再開を待たずに上がった。

「厚岸グルメパーク」のレストランで夕食。

 きょうは180km移動したが全く運転疲れを感じない。山越えの、くねくねアップダウンがなかったからだろう。