のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

クラブアップル

2020-05-18 | 樹木

クラブアップル

春はいったいどこへ行ったやら。

今日も曇り空で気温は11℃まで。

寒くて、毛虫パトロールも足早に済ませてます。

 

銅葉のクラブアップルの蕾も膨らみ、

もう咲くのを待つだけなのに、待った!状態。

花びらの先端がずっと丸まったままです。

 

天気が良ければ、マルハナバチが沢山くるのに

シーンと静かな開花でした。

 

でも曇り空にピンクの花色がとても引き立って見えます。

 

足元には、ヒトリシズカが、本当にひっそりと咲いてます^^

 

ニリンソウを植えたコーナーとは正反対の庭にいつの間にか増えた株です。

少しずつ大きくなってきました。

なんでこんな遠くのところに咲くのだろうと調べたら、

やはりアリが好むエライオソームという物質が種についているんだとか。

アリはそれを巣に運び、いらなくなった種子の部分を捨てるのだそうです。

だから、ニリンソウがあちこちで増えているのか。

本当に植物は賢いですね。

 

白のミヤマオダマキが咲き始めました。

強い光で見るよりずっと素敵です。

 

春一番に咲きだしたクリスマスローズは種がパンパンに膨んでいます

 

 

こんなに寒くても、季節は進んでいるようです


個性的なバラの葉 -2-

2020-05-17 | 原種・原種交配バラ

トスカニー・スパーブ(G)

 

金曜日は23℃まで上がり、初夏のように暑かったのに、

昨日は最高13℃で風が強く、1日中震えてました。

今日は風こそやみましたが、曇り空で同じく14℃まで。

でも、やわらかい日差しで、展開してたてのバラの葉がとてもきれいです。

特に、トスカニーの葉は紅葉のようなオレンジ色で出てきます。

オールドローズの葉はこの時期、飛び切りきれいだといつも思います。

 

ロサ・ケンティフォリア・バリエガータ(C)

 

 

オレンジの淵があります。

(写真の下の方、葉巻虫被害にあった葉です。)

 

ブラッシュ・ダマスク(D)

ブラッシュダマスクの葉もオレンジ淵が入って、輝いてます。

 

 

フェリシテ・パルマンティエ(A)

パルパンティエの葉は、折り紙を何度も折り曲げて畳んだかのように

何枚も一度に出てきます。

まだ、出てきたばかりのさわやか緑の葉。

 

キリッと赤い托葉がかっこいいテレーズ・ブニェ(HRg)

 

 

たくましいテレーズとは対照的なスッとした印象のサクライバラ

やはり、和風な感じがします。

 

 

青々とした葉のアルバ・マキシマ(A)実生

アルバらしい健康的な緑

 

 

ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生

枝がこの時期、まだ焦げ茶色ですが、

鮮やか緑とのコントラストがきれいです。

蕾が見え隠れしてきました。

今年は、少し多そう~^^

 

リバル・ドゥ・パエストゥム(Tea)

 

今年はノアゼットやティー系のバラがみな寒さでげんこつ剪定になりました。

もう、復活しなそうなバラも多い中、

パエストゥムは、被害を免れました。

少し、耐寒性はあるのかも。

我が家では四季咲きが少ないので、

新芽が赤いバラは少ないのですが、銅味を帯びてきれいな色です。

 

スザンヌ(Pinpi)

ピンピ系にしては、少し葉が大きめのスザンヌですが、

このバラもなんともやわらかい表情をした色合いの葉を持ってます。

 

 

シンベリン(Eg)

花色が奥深いバラは葉色も何とも言えない色を持っているのですね。

今日は、花曇りの柔らかな光の下でバラの新芽を楽しみました。

 

さあ、今度は葉巻虫との闘いが始まります。

既に蕾が食べられているバラも多い・・・


オオバナノエンレイソウ

2020-05-16 | 草花

オオバナノエンレイソウ

前から植えていた株です。

真っ白でとっても清楚なお花。

一株では種ができないと聞き、

今年違う株を購入しました。

そして、咲いたのがこちら。

 

 

ん?

と思った方いますか?

 

 

真中に黒いものがあります。

拡大してみます。

 

子房にポツポツと黒い模様がありました!

 

最初の株は、模様なし!

 

んん~と思って、調べてはいますが

産地によって個体差がある模様~

白い清楚なお花の印象なので、

個人的には模様なしが好きなのですが~

ちなみに、オオバナノエンレイソウは北大のロゴに

採用されているそうです。

 

 

しかも、今年購入したお花には、4枚の花弁もあります。

まあこれは、気のせい?

3枚の花が普通なのかなとは思いますが。

 

一番左の1つが前からある模様無しの株

右が今年購入した黒模様のある株(3つ咲いています)

 

花も、今年の方が少し小さめですが、

ポット苗だからかなと思います。

果たして、種ができたらどうなるのでしょう?

 

奥深い出来事でした。


春おこし、フリチラリア、バイカカラマツ、プリムラ

2020-05-14 | 草花

寒気が入っていて、昨日は雷が鳴ってました。

今朝は晴れましたが、空気はひんやり、朝は5℃でした。

北国では、夏野菜の植え付けは5月下旬~6月上旬でいいようです。

先日、きゅうりの苗を購入しましたが、

まだポットのままで、夜はビニールの袋に入れて寒さから守っています。

 

ハルオコシ

5月だというのに、いつまで経っても寒いので、

このハルオコシが咲くととてもうれしい。

なにせ、名前がいいですよね。

白の花びらの周りの緑の額がかわいいのですが、

こんな花も咲いてました~

飾り額がとても大きい~

沢山咲いて、早く暖かくしてほしいな。

 

フリチラリア:パルディフローラ

さわやかな黄色のフリチラリア

 

八重咲バイカカラマツも無くなることなく、

毎年咲いてくれてありがたい~

 

狭いスペースなので大きな株にならず窮屈そうですが、

建物の南向きの一番暖かい所で咲いてます。

他の場所は、まだ蕾が上がっている段階。

生育に差が出ています。

日差しは強いけど、空気はカラリとしてまだまだ寒い北国です。


個性的なバラの葉

2020-05-13 | 原種・原種交配バラ

ロサ・ダビディの新しい葉です。

他のバラにはない個性的なところがありますが、

どこだか分かりますか? 

 

 

葉の付け根の托葉の部分が丸い円のような形で、

他のバラより大きい。しかもクルンと沿っています。

 

マスターヒューの葉です。

ダビディのように大きくなく、沿ってもいません。

マスターヒュー

 

ロサ・ケンティフォリア・バリエガータもそれほどでもなく、

 

ロサ・ダビディ・’フェンヤ’

ダビディとスピノシッシマ交配のバラですが、

フェンヤでも、ここまでではありません。

 

やはりダビディは托葉が個性的だと思います。

ダビディ

まだ小さい株ですが、大きく育ってほしいです。

 

次は、謎のシリーズ

 

白花オオタカネバラという名前のバラです。

しわの深い、肉厚な葉が展開しています。

 

ルゴサの葉

やはり、しわの深さや肉厚さが似ているんですよね。

 

オオタカネーAの葉は、もっと薄くサラリとしています。

こちらは、もっと早い時期に葉が展開していますし、もう蕾も上がっている。

なので、この白花オオタカネバラという株は、

ルゴサの血が入っているのではないかと勝手に思っています。

でも不思議なのが、このバラの蕾はルゴサと違って、ほっそりしていて、オオタカネやタカネのよう。

謎なのです(笑)

 

次は、白花タカネバラという名前の株

 

去年、お迎えして、初めて我が家で冬越ししました。

薄緑色のあざやかな9枚葉が展開してきました。

ちらりと蕾も見えています。

サラリとした感じの葉ですが、

茜富士や他のタカネバラよりも一枚一枚の葉は大きめで、少し肉厚。

葉の色が黄緑なのは、白花の特徴ですね。

 

葉の展開と蕾の現れようは他のタカネとほぼ同じ時期です。

蕾もついているようなので、引き続き他のタカネと比べてみようと思います。

 

最後に、

ハイブリッドルゴサのルイリールの銅葉が出てきました。

 

葉が展開してくると同時に、あちこちのバラで、葉巻虫の被害が目立っています。

ゴットマザーなのか?赤い大きなアブラムシと

葉巻虫つぶしが毎日の日課になってきて、忙しくしています^^