メンター的役割をもって選手をサポートして下さる教えもあれば、
暴力がはたらいてしまう旧式の教えが続いている世界もある、、、。
特にスポーツの世界は厳しいですから、
スポコンドラマではないですが、根性!根性!!で頑張る伝統が続いています。
それはとても良い事だと思います。
が、やはり、暴力は廃止しないといけませんね。
私達が若い頃は、水など飲まずに練習をさせられる時代でもありました。
ですが、今は、当然、熱中症にならないように水分を定期的に摂らないといけませんし、
水分だけでなく塩分等も摂り入れなければいけません。
人間が弱くなったのではなく、科学的に考えて対処していく時代になったのでしょう。
日本国内では、
相撲部屋、日大アメフト部、レスリング界、ボクシング界、体操界でのパワハラ告発、
そして本日はウェイトリフティング界でもパワハラ問題が沸き起こりました。
東京オリンピックを前に膿を出しておきたいという思いなのでしょうが、
マスコミや国民を巻き込んでまでの大騒ぎは、もういいのでは、、、という思いになります。
日大アメフト部の宮川泰介君の場合は勇気を振り絞っての会見でした。
自分の行いそのものを解明する会見で、コーチや監督について文句を言う会見ではありませんでした。
彼の会見には清々しいものを感じて、応援したくなりました。
体操の宮川紗江選手の場合も勇気を振り絞っての会見でしたが、
コーチの暴力問題を解決してから、パワハラ問題にいくべきだったのではないかなぁと思いました。
暴力問題を後回しにして、パワハラをメインに追及させたように思います。
私が宮川紗江選手の親であったら、あの暴力は絶対に許されないものと認識します。
大きな男性が、指導の名目で、少女を力強く叩くなんてあってはなりません。
そこがあやふやなまま他者叩きになってしまったのは、何とも残念だなぁと感じました。
他者叩きされた塚原ご夫妻が不憫に感じました。
権力行使も定年制度を設けるなども考えられますが、
スポーツ界も伝統工芸の技の世界に通ずるものがありますので、、、。
外部の者があれこれ言う話ではないので、この辺にしておきますが、
今のこの時代、古い根性論や体罰による指導はしてはいけないのだと思います。
大阪なおみ選手のサーシャコーチや、
青山学院大学陸上競技部・長距離ブロックの原晋監督のように、
選手とのコミュニケーションを大切にしたフレンドリーな指導が必要とされるのでしょうね。
ですが、教える側だけの話ではなく、教えを受ける側の者も、
別の意味で心の教育をされないといけない時代でもありますね。
パワハラもありますが、逆パワハラというものもありますので、、、。