rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

自律神経とアロマ

2009-06-22 23:43:04 | アロマな日記
 参加者は午前2人、午後3人と少なかったのですが、出席された皆さんがとても熱心で思いのほか活気のある講座になりました。その中におひとり午前・午後通して参加してくださった方がいました。最初に名簿をいただいた時は、若いお嬢さんかと思いました。芸名みたいな素敵なお名前で、なんとなく若いひとを連想したんです。

 実際にお会いしたら、私よりもずいぶん年上のマダムでした。ところが、その方が今までに出会ったどの生徒さんよりも向学心旺盛なんです。ハーブやアロマに関してはそれほど詳しいというわけではないのですが、吸収できることは一言も聞き逃さないぞといった情熱がひしひしと感じられました。それからその方は医学的な知識がだいぶあるみたいでした。

 一日講座の時は最初にかいつまんでアロマの概論を入れます。その中で精油の体内への働きかけ、検定を受けた方ならご存知の3つの経路をお話するのですが、たいていの方はその辺はさらっと受け流してしまいます。ところが今回はいつものように
「空気中の香を吸い込むからアロマが呼吸器と関係しているのはわかりますが、実際にやってみるとアロマって本当に血の巡りと関係しているんだなって実感します」
と話すと、
「血液循環って自律神経でしょ。自分で血行良くしようとしても出来るもんじゃないし、眠りたいからって眠れるわけじゃないし、そういうところを自分で調節できたらいいわね」
という反応が返ってきました。

 通常わかりやすいように敢えて「血の巡り」という言い方をしています。その話をするとたいていのひとは「はぁ」とか「へぇ」とかなんとなく感心したような反応を示されますが、ここまで切り込んできた方ははじめてです。なんだかひしひしと闘志が沸いて来ました。

 確かにその方のおっしゃるとおり自律神経系って自分で思うように調整できるものじゃないですよね。だからといってアロマの力で必ずしも期待した結果が得られるわけではないのですが、自律神経系に働きかけるアロマの力に改めて感心させられました。やっぱりアロマは凄い!

 さて、くだんのマダムは息子さんが医療関係のお仕事をされているとおっしゃってましたが、もしかしてご自身もそういったお仕事に携わっていたのではないかしら?とことばの端々から推測してしまいます。もしかして引退された女医さん?などまたしても勝手な想像が頭をよぎって・・・お世辞でなく心からまたお会いしたいと思いました。

 これまでの生徒さんの中にも、薬剤師さん、保健師さん、看護師さん、栄養士さんなどの資格をお持ちのかたがたが結構いらっしゃいました。そういった専門の知識を持っている方の前でエラそうに講義するのは少々気が引けますが、専門知識を持った人にも太刀打ちできるようになりたい・・・と秘かに願ってます。
 





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