ガスールのヘア・パック

　３０代の頃はいつもへナでカラーリングしていた。ところが４０を過ぎてからへナが効かなくなった、というか白髪が増えたせいかすぐに色落ちしてしまう。あれこれネットで検索してみたところ、へナが色落ちしやすいのはヘアカラーなどが残っていてへナと反発して色が取れやすいとのこと。髪の毛の状態をへナが浸透しやすい状態にすれば色持ちがいいのだとか。嘘か本当かわからないけど、やってみようと思った。

　シャンプーやコンディショナーも市販のものより天然素材を使ったほうがいいらしい。それから勿論髪が痛んでいない状態のほうがいいはず。そこでまず天然クレイでヘア・パック。今回はガスールを使ってみた。カオリンよりもべたつき感はなくむしろからっとしている。１袋３０ｇ入りだったがちょっと足りない。ショートヘアの人で４０ｇ、ロングの人なら５０～６０ｇくらい必要だと思う。

　次に洗髪も市販のシャンプーより天然素材の石鹸を使うほうがいいらしい。石鹸だと髪がパサパサになるような気がするが、紙がパサパサになるのは市販のシャンプーやコンディショナーの合成物質が残っているからで、それらが一掃されればパサつかず逆にサラサラの髪になるのだとか。

　石鹸は自分で作るほうがいいのだろうけど、すぐには出来上がらないから、買ってあったマルセイユ石鹸を使うことに。洗髪に固形石鹸を使ったのははじめてだけど思ったほど違和感はなかった。最後はローズマリー・ビネガーをお湯で薄めてリンス代わりに。

　ドライヤーで乾かす時、やっぱりパサパサ。お酢のにおいも漂ったの。ふと洗面台の前にローズ・ウォーターにグリセリンとゼラニウム精油を入れて作ったローションがあった。以前はこれが定番だったのだが、最近なぜかゼラニウムが沁みるようになってしまった。そうだ、これをヘアスプレーにしてしまおう。

　４、５日固形石鹸とハーブのリンスを使った後でへナで染めると染まりやすいらしい。今週末が楽しみだ。

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