サンダルウッドはインドネシア原産の18mにも及ぶ大木です。学名はSantalim album、サンタルムはサンスクリット語でサンダルウッドそのものを示し、アルブムは白いという意味になります。和名は白檀(ビャクダン)、線香の原料でもあり仏教儀式にはかかせない香です。また、古代ギリシャ、ローマの宗教儀式にも使用されていました。
やさしいイメージの樹ですが、実は自分の根を近くに生えている樹に付着させてそこから栄養を取る半寄生植物です。精油の主な産地はインド、インドネシア、中国です。現在は伐採が過剰に行われていることから絶滅が危惧されている種です。
リンパ系、静脈系の鬱帯を除去する働きは有名ですが、心臓を強壮する作用もあります。ヨガなどの瞑想に使われるように鎮静作用のある精油でもあります。そのほか尿路不全などの泌尿器系の疾患にも働きかけます。皮膚へは強い保湿作用、収斂作用が期待できます。
絶滅が危惧されているアルブムに代わって最近注目されているのがオーストラリア・サンダルウッド Santalum spicattum です。インド産よりも青っぽいさっぱりした香りがします。効果は現在のところはっきりわかりませんが、鎮静効果は期待できるようです。今後、研究がすすめられると思われます。
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やさしいイメージの樹ですが、実は自分の根を近くに生えている樹に付着させてそこから栄養を取る半寄生植物です。精油の主な産地はインド、インドネシア、中国です。現在は伐採が過剰に行われていることから絶滅が危惧されている種です。
リンパ系、静脈系の鬱帯を除去する働きは有名ですが、心臓を強壮する作用もあります。ヨガなどの瞑想に使われるように鎮静作用のある精油でもあります。そのほか尿路不全などの泌尿器系の疾患にも働きかけます。皮膚へは強い保湿作用、収斂作用が期待できます。
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