rosemary days

アロマテラピー、ハーブを中心にフィトテラピーあれこれ。自然療法全域とフィットネスについて。

ティートゥリーの中和力

2016-12-15 15:18:36 | アロマな日記
今年も近隣の学校さんの家庭教育学級に講師として招かれました。実は今日伺った学校は先月家庭教育学級で行ったのと同じ学校でした。同じ年度に同じ学校に2回行くというのは珍しいケースです。家庭教育学級は全学年の保護者がまとめて受けるってパターンが多い中、そちらの学校は学年毎に別々に企画するんだそうです。

先月は5年生のおかあさん、今日は3年生のおかあさん達が対象だったので、また更に若い(笑)ホントにフレッシュでした。

実習はルームスプレーと手練り石鹸を作りました。最初にルームスプレーのブレンドを考えてもらったのですが、初めての人にはやっぱり少し難しい。ある人が5滴のうち3滴を一番気に入ったベルガモット、残りを次に気に入ったゼラニウムにしようとして…残り2滴ゼラニウムにしたらしつこくなるかな?と躊躇されてました。

初めてなのに、それを感じ取る感覚は素晴らしいです。香りには強弱があって、そのバランスを調整するのが難しいんです。確かにベルガモットとゼラニウムを3:2で合わせるとゼラニウムの香りのほうが勝ってしまう。そこでゼラニウム1滴と残りの1滴をティートゥリーにしてみては?と提案してみました。

ティートゥリーは自ら前に出てくる香りではなく、一緒に合わさった香りの良さを引き立てる働きをするんです。名脇役ですね。それを聞いたせいか、今回はルームスプレーにティートゥリーに入れる人が多かったです。
主役ばかりが合わさるとしつこくなってしまいます。中には目立たず周りと上手くバランスを保つ存在が必要です。ブレンドオイルだけでなく人間社会もきっと同じだと思いますよ。






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