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今朝は、小学校に読み聞かせに行って来ました。
今年度は、3年生を担当しています。
6月に1度行ったっきり、夏休みを挟み、9月は運動会があるので読み聞かせがなかったので久しぶりでした。
今回は4~5分の短いお話を2つ読みました。
1冊目は・・・
ひぐまのあき(手島圭三郎/絵・文) 絵本塾出版
今の季節に読みたい絵本です。
燃えるように美しく輝いている北海道の秋の山。
そこに住むひぐまの親子は冬ごもりを前に、山ぶどうの実を食べています(表紙の絵)
そして、その夜、月明かりの中こぐまは初めてさけ獲りに挑戦します。
ひぐまのこが大きくて立派な鮭をくわえて水からあがると、体をぶるぶるぶるっとふるわせるシーン
ラストの、こぐまの夢の中で夜空をゆうゆうと泳ぐ大きなさけのシーンが好きです。
美しい色彩と力強い版画の絵に子どもたちも感動していたようです。
2冊目は・・・
あなぐまのクリーニングやさん (正岡慧子・文/ 三井小夜子・絵)PHP研究所
主人公は、働き者のクリーニングやのあなぐまさん。
仕事が丁寧と評判です。
そんな評判を聞いて、ある日ライオンの紳士がお店にやってきて、素晴らしい燕尾服のクリーニングを頼みました。
一生懸命に仕事をしていたあまぐまさんですが、突然の電話にびっくりして慌てたあなぐまさん。
アイロンのコードが足にからまって、アイロンがゴトン、ぱたり。
大事な服の背中に焦げ跡をくっきりつけてしまいました。
あなぐまさんは、徹夜で燕尾服に細工をほどこし、正直に話してライオンさんに謝りました。
数日後、ライオンさんから音楽会の招待状が届きます。
ライオンさんの広い心とあなぐまさんの誠実な人柄がほのぼのとさせてくれるお話です。
コロナ渦なので、子どもたちも少し間隔をあけて聞いてくれてるので、全員に絵を見てもらいたくて
絵本を左右にゆっくり動かしながら読みました。
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