久しぶりに良い本に出合いました。2004年に山海堂から出版された坂本衛氏著「鉄道施設がわかる本」です。
山海堂という出版社は既に無いので古本で手に入れるしかないですが、鉄道模型レイアウトなどを作る人にはあるとかなり助かる本でしょう。入門書なので既に詳しい人には不要でしょうが。
駅周辺設備、線路、分岐器、信号設備、踏切、橋りょう、車両基地といった鉄道施設が図や写真も豊富に説明されており、私のような鉄道に詳しくない人間にとってはレイアウト作りの時の小物配置に大いに役立ちそうです。まぁ面倒なので省略してしまう可能性もありますが(^_^;)
著者は国鉄の車掌さんだったようで、施設は古めの国鉄時代のものが多そうですが、私にとってはそれも良しです。惜しむらくは蒸気機関車の設備で、設備自体は説明があるもののどのように配置されるものなのか図説みたいなものが無かったことですかね。いつも配置方法が分からないので適当にやるか省略するかの二択でしたから掲載されていると助かったのですが(^_^;)