先の記事の「誰にでも出来る超簡単Blender建築モデリング」では一般的な色付け(マテリアル割り当て)しか解説しませんでしたから、今回は鉄道模型シミュレーターに持っていくためのテクスチャ貼りを解説します。
<8.VRM用MATERIAL設定>
まず3Dビューポート右上のインタラクティブナビゲーションを操作して正面図・側面図・上面図を表示してキャプチャします。
必要な部分をトリミングして、ドロー系ソフトに持っていき、それを元に256×256のテクスチャーを描きます。
テクスチャーが出来上がったらBlenderにて、編集モードですべての面を選択します。
マテリアルプロパティでデフォルトで存在する「Material」を選択し
割り当てを押すと全体に「Material」が適用されます。右上でマテリアルプレビューモードにもしておきましょう
そうしたらシェーディングに移動し、[追加]-[テクスチャ]-[画像テクスチャ]をクリックし
開くで描いたテクスチャーを選択し、
カラーとベースカラーを繋ぎます。
レイアウトに戻って一旦選択を解除してからroofとroof_hangsを選択する。
今度はUV編集に移動し、インタラクティブナビゲーションで上面から見て、[UV]-[ビューから投影]を実行する。
左の画面で面をすべて選択し、移動や拡大をして、描いたテクスチャーに合わせる。
出来たらレイアウトに戻って確認します。
次に正面側の面をすべて選択します。玄関部があるのでラバーバンド選択でも一発では選択しきれないでしょうからシフトキーを使って追加選択していきます。
またUV編集に移動し、インタラクティブナビゲーションで正面から見て、[UV]-[ビューから投影]を実行する。
左側に表示されるのですべて選択する。
移動や拡大をして、描いたテクスチャーに合わせる。右のビューポートを大きくしてマテリアルプレビューモードにすると確認しやすいでしょう。
色々な方向から確認する。
同様に他の面も実行し、
完成です。