「歳晩のトラック」前回は表と裏と途中まで、今回は名残の表と裏の途中まで
名残の表
一 弥生野を追ひかけつこの子の笑ひ miiido 春
二 命つないだユニセフからの チリ
三 紡がれしタペストリーは色褪せて ドスン
四 想い出深きイスタンブール 段々
五 見覚えのショールの女の泣きボクロ arata 恋 冬
六 嫉妬の窓を凩が抜け 敦煌 恋
七 別名で残したファイルそのままに チリ
八 裏金詰めるボストンバッグ Miido
九 星流れ夜行列車は北の大地を 段々
十 ひとり黙して涙ながるる ドスン
ナオ11 丸めたる月見団子はみないびつ 敦煌 月 仲秋
12 神々しくも銀杏の葉形 Arata 晩秋
名残の裏
一 渡り鳥今年も来たかあのつがい チリ 三秋
一 弥生野を追ひかけつこの子の笑ひ miiido 春
二 命つないだユニセフからの チリ
三 紡がれしタペストリーは色褪せて ドスン
四 想い出深きイスタンブール 段々
五 見覚えのショールの女の泣きボクロ arata 恋 冬
六 嫉妬の窓を凩が抜け 敦煌 恋
七 別名で残したファイルそのままに チリ
八 裏金詰めるボストンバッグ Miido
九 星流れ夜行列車は北の大地を 段々
十 ひとり黙して涙ながるる ドスン
ナオ11 丸めたる月見団子はみないびつ 敦煌 月 仲秋
12 神々しくも銀杏の葉形 Arata 晩秋
名残の裏
一 渡り鳥今年も来たかあのつがい チリ 三秋
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//は、三句の渡り前句からの発想を付句に 書いています。
名残の表
一 弥生野を追ひかけつこの子の笑ひ miiido
//うたたねをする人 追いかけっこをする子 さまざま
二 命つないだユニセフからの チリ
//学校給食のアルミの椀で、あれはユニセフだったとか。今はウクライナか有難や。
三 紡がれしタペストリーは色褪せて ドスン
//ひもじい思いは遠くなり
四 想い出深きイスタンブール 段々
//行ったことは無いのですが何となく憧れて
五 見覚えのショールの女の泣きボクロ arata 恋
//イスラム教はスカーフを纏った女性が~
六 嫉妬の窓を凩が抜け 敦煌
//後宮なんて今時はやらない?あ~あ! さぶっ!!
七 別名で残したファイルそのままに チリ
//背骨の凍る御息所の、オオ怖。触らぬ神に祟り無し。
八 裏金詰めるボストンバッグ Miido
//別名で残したファイルには 金の匂いが溢れる
九 星流れ夜行列車は北の大地を 段々
//逃避行はひたすら北へ
十 ひとり黙して涙ながるる ドスン
//旧制高等学校寮歌 ”北帰行… より
ナオ11 丸めたる月見団子はみないびつ
//我ながら不器用だなぁ…
12 神々しくも銀杏の葉形 Arata 晩秋
〃神わざでしょうか、全て見事な形の葉です
名残の裏
一 渡り鳥今年も来たかあのつがい
//池の鴨が去年と同じところに帰ってきた。
一 弥生野を追ひかけつこの子の笑ひ miiido
//うたたねをする人 追いかけっこをする子 さまざま
二 命つないだユニセフからの チリ
//学校給食のアルミの椀で、あれはユニセフだったとか。今はウクライナか有難や。
三 紡がれしタペストリーは色褪せて ドスン
//ひもじい思いは遠くなり
四 想い出深きイスタンブール 段々
//行ったことは無いのですが何となく憧れて
五 見覚えのショールの女の泣きボクロ arata 恋
//イスラム教はスカーフを纏った女性が~
六 嫉妬の窓を凩が抜け 敦煌
//後宮なんて今時はやらない?あ~あ! さぶっ!!
七 別名で残したファイルそのままに チリ
//背骨の凍る御息所の、オオ怖。触らぬ神に祟り無し。
八 裏金詰めるボストンバッグ Miido
//別名で残したファイルには 金の匂いが溢れる
九 星流れ夜行列車は北の大地を 段々
//逃避行はひたすら北へ
十 ひとり黙して涙ながるる ドスン
//旧制高等学校寮歌 ”北帰行… より
ナオ11 丸めたる月見団子はみないびつ
//我ながら不器用だなぁ…
12 神々しくも銀杏の葉形 Arata 晩秋
〃神わざでしょうか、全て見事な形の葉です
名残の裏
一 渡り鳥今年も来たかあのつがい
//池の鴨が去年と同じところに帰ってきた。