山本周五郎 朗読『さぶ』1-4
山本周五郎の朗読を祖母に聴いてほしくて読んでいます。
今回の朗読は『さぶ』1-4です。
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ぜひ、お気軽にお越しください。
『さぶ1-4』あらすじ
山本周五郎 朗読『さぶ1-4』あらすじ
https://www.macedoniansincanada.com/sabu1-4/
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前回に引き続き、”栄二”は綿文へ客座敷の襖を張り替えるための紙合せと下見に来ています。
"栄二"は、妹娘の"おその"に「見せたいものがあるのよ」と言われ、姉妹の部屋へ連れて行かれました。
"おその"は、京の田丸屋で染めさせた友禅の振袖を”栄二”に見てもらいたかったのです。着物を渡された”栄二”は「きれいだな」と言います。
"おその"が続いて、帯を見せてあげると言いながら下の抽出を開けると・・・
"栄二"は、妹娘の"おその"に「見せたいものがあるのよ」と言われ、姉妹の部屋へ連れて行かれました。
"おその"は、京の田丸屋で染めさせた友禅の振袖を”栄二”に見てもらいたかったのです。着物を渡された”栄二”は「きれいだな」と言います。
"おその"が続いて、帯を見せてあげると言いながら下の抽出を開けると・・・
「ちょっと来てよ、栄ちゃん」とおそのが云った
「ちょっと来てよ、栄ちゃん」
「あんたに見せたいものがあるのよ」
「ねえ、お父っさんいいでしょ」
「栄ちゃんにちょっと見せたいものがあるのよ、あっちへ来てもらってもいいわね」
「うるさい、好きなようにしろ」
「さあ、栄ちゃん」
「ねえ、早く」
姉妹の部屋へ連れて行かれ
「友禅の振袖を作ってもらったのよ、きれいよう」
「ひろげてみてよ」
「四季の千草って云う柄なの、京の田丸屋で染めさしたのよ」
今度は帯を見せてあげると、下の抽出を開けた途端
「こわい」
「鼠よ、鼠がいるのよ」
「放さなくっちゃだめだ」
「それじゃあ鼠が追えやしないよ」
「いや、こわい」
「あたし息が止りそうよ」
「鼠を追っぱらうんだから」
「さあ、おきみさんもどいてください」
山本周五郎 『さぶ』1-4を朗読した感想
山本周五郎『さぶ』の朗読は、毎回初見です。
箪笥の抽出に鼠がいた、と"おその"は言いました。
はたして本当に鼠はいたのでしょうか?気になります。
時代劇小説、特に山本周五郎作品が好きな祖母へ、この朗読が届いたら幸いです。
あなたの感想もぜひ、YouTubeチャンネルのコメント欄で教えてください。
山本周五郎 朗読『さぶ1-4』あらすじ
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