廊下のむし探検 第27弾
5月19日、久しぶりにマンションの廊下を歩いてみました。この日は意外に虫がいませんでした。
最初はキイロナガツツハムシ。
次は苦手なコメツキ。たぶん、クシコメツキかその仲間か。
これはオオクロホソナガクチキ。
それにヨコズナサシガメ。
これはアオカミキリモドキかな。
そして、たぶん、キハダカニグモの♂。
次はハエ。ハエは捕まえないと科すら分からないのですが、一応、この写真から足掻いてみました。
M1+2脈がまっすぐ伸びているので、とりあえず、イエバエ、ハナバエ、ヒメイエバエあたりが考えられます。さらに、CuA+CuP脈が翅縁まで届いている感じ(矢印)なので、ハナバエかなと思っています。
しきりに廊下の壁を舐めているようです。
最後はザトウムシです。今回はこれも攻めてみました。
ザトウムシの各部の名称は次の論文を参考にしました。
佐藤秀樹、「日本産ザトウムシ類の属の検索」、Edaphologia 23, 37 (1981).(ここからダウンロードできます)
この論文には絵解き検索表も載っているのですが、扱っている属が少なくてそのままでは役に立ちそうにありません。たぶん、マザトウムシ科くらいは確かかなと思って、次の論文を見ると、標本写真が出ていました。
川野敬介、鶴崎展巨、「山口県のザトウムシ類」、ホシザキグリーン財団研究報告 16, 271 (2013).(ここからダウンロードできます)
マザトウムシ科で腹部背面に刺が5本(矢印)あるのは、ゴホントゲザトウムシ Himalphalangium spinulatumなので、これかもしれません。
5月19日、久しぶりにマンションの廊下を歩いてみました。この日は意外に虫がいませんでした。
最初はキイロナガツツハムシ。
次は苦手なコメツキ。たぶん、クシコメツキかその仲間か。
これはオオクロホソナガクチキ。
それにヨコズナサシガメ。
これはアオカミキリモドキかな。
そして、たぶん、キハダカニグモの♂。
次はハエ。ハエは捕まえないと科すら分からないのですが、一応、この写真から足掻いてみました。
M1+2脈がまっすぐ伸びているので、とりあえず、イエバエ、ハナバエ、ヒメイエバエあたりが考えられます。さらに、CuA+CuP脈が翅縁まで届いている感じ(矢印)なので、ハナバエかなと思っています。
しきりに廊下の壁を舐めているようです。
最後はザトウムシです。今回はこれも攻めてみました。
ザトウムシの各部の名称は次の論文を参考にしました。
佐藤秀樹、「日本産ザトウムシ類の属の検索」、Edaphologia 23, 37 (1981).(ここからダウンロードできます)
この論文には絵解き検索表も載っているのですが、扱っている属が少なくてそのままでは役に立ちそうにありません。たぶん、マザトウムシ科くらいは確かかなと思って、次の論文を見ると、標本写真が出ていました。
川野敬介、鶴崎展巨、「山口県のザトウムシ類」、ホシザキグリーン財団研究報告 16, 271 (2013).(ここからダウンロードできます)
マザトウムシ科で腹部背面に刺が5本(矢印)あるのは、ゴホントゲザトウムシ Himalphalangium spinulatumなので、これかもしれません。