家の近くのむし探検 第35弾
9月5日に家の近くの道路際の茂みに行ったときに見つけた虫の続きです。最近、カメラを持って出歩く機会が減ってきたので、ブログには少しずつ出すようにしています。
最初はアシナガバエです。小さいけれど綺麗なのでついつい撮ってしまうのですが、今のところどうやって攻めていったらよいのか分かりません。
次はママコノシリヌグイの花です。小さな花ですが、拡大すると結構可愛いです。
このグンバイムシでちょっと手こずりました。「日本原色カメムシ図鑑」や「日本原色カメムシ図鑑第3巻」の図版を見ると、ヒメグンバイ属 Uhleritesとかツツジグンバイ属 Stephanitisに似たようなグンバイムシが見つかりました。以前、撮った写真と比べてみると、ヒメグンバイに似ている感じですが、この2属どうやって見分けるのか、「日本原色カメムシ図鑑第3巻」に載っている検索表で調べてみました。
翼状片は幅狭く、前胸背を覆わない→→→ヒメグンバイ属
翼状片は幅広く、強く反転して前胸背を覆うか、ほぼ直立して半球状になる→→→ツツジグンバイ属
となるので、翼状片を見ると区別がつくようです。この個体の翼状片はほぼ平面的で前胸背を覆っていないので、ツツジグンバイ属ではないようです。ということで、予想通りヒメグンバイ属でよさそうです。この属にはヒメグンバイとクルミグンバイがいるのですが、外観で区別がつくので、これはやはりヒメグンバイでよいのかなと思っています。
最後もハエですが、これは昨年に採集して調べました。たぶん、トウキョウキンバエだと思います。この日は何匹も見ました。
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