好きなことをできる喜び かみしめ日記

夢を叶えるためには、もっと死にもの狂いにならなきゃね。
と自分に言い聞かせている LEEの徒然日記

天保十二年のシェイクスピア

2006-12-16 17:12:53 | 舞台
昨日、会社から帰ってきて実家に行って、ご飯食べてるところまではよかったんやけど、(あ、父親に会えんかったのはちょっと残念でしたが)その後、数分間かなり不快な時間を過ごす羽目になり、その記憶や言葉を払拭できればと、帰り道をちょっと遠回りして、初独り飲みをしました。最近よく行くスポーツバーね。
アメリカ人の恋人たちと少しおしゃべりができたりと、心地よい時間を過ごせて、払拭とまではいかなくても、薄らげることはできました。
3杯飲んで十時半くらいに帰ってきて、あ、昨日のブログかいてたのか・・・・。
その後お風呂行って、上がってきたらWOWOで「天保十二年のシェイクスピア」をやっていて、3時過ぎまで観てた。

観たいなーと思ってたんです。良かったですよ。見たことない感覚の舞台でした。
シェイクスピア作品計(確か)35が全て出てきていたらしいのですが、LEEは「ハムレット」と「リチャード3世」しか読んだことがなくて、他に知ってるのは「ロミオとジュリエット」だけなので、全てを把握することはできませんでした。
でも、メインはその3作だったので十分わかりました。(オセロも入ってたのかな?でも、読んでないからわからん)
唐沢寿明がリチャードをやってる他は(あ、でも、彼もオセロもやってることになるのかな?)、ほとんど(あくまでほとんどね)みんな入れ替わり立ち代り違う役になります。例えば藤原竜也は「オウジ」という役名なのですが場面によって役名そのままでハムレットになったりロミオになったり。です。ストーリーの中にいろんなシェイクスピアの話が入っているので、ストーリーの中で彼はずっと「オウジ」なんですけどね。――――意味わかります?
知ってる台詞がいっぱい出てきます。
一番「これおもしろい」と思ったのは「To be ro not to be」の和訳を言い連ねるところ。「オウジ」が言うんですけど、隣に語り部がいて「昭和何年○○先生の訳」「大正何年○○先生の訳」と解説してくれる。
「なるほど、こういう見せ方はおもしろい」と、楽しませていただきました。
あと、篠原涼子(ミツっていう役名やったと思う)がいきなりジュリエットになるところ。めっちゃ戦ってるシーンやのに、「ああ!そこにいるのはわたしの「オウジ」ね!」みたいになって、もっすごく場違いな感じであのベランダのシーンが始まるの。上に上がったオウジが「6(8?)尺の高さなど」っていってるのもよかったな。

あとは、そこかしこにちりばめられたエロさが、なんとも・・・。
舞台が日本の江戸時代やからこそ出せる淫猥さが、好きとか嫌いとかじゃなく、なんとも言えんかった。
冷たくて暗くて。って感じの、あの特有さがね。

途中からみたので、またいつか最初の方が見られたらな。と思っております。


そうそう、最近キンキファンとか堂本光一ファンの方々ブログで「あんなに可愛い27歳がいていいのか!!」みたいな言葉を良く見かけますが、藤原竜也はその上をいってるね。一瞬「あれ?藤原竜也やんな?女の子じゃないやんな? 何あの可愛さ」と思った。ほんとに、めちゃくちゃ可愛かった。服装、黒の着流しなんですけね。

藤原竜也と光一くん、ぜひ舞台で共演してほしいと思いました。
暴力的な隠微さを出させたら藤原竜也の方が上手いと思うの。そこに触発されながら二人で・・・・。
うーッ!! 観てみたい!!!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おめでとう! | トップ | 「のだめ」というかピアノ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

舞台」カテゴリの最新記事