すごい期待過剰で行った感はありましたが、それでも、十分満足しました。
原作は吸血鬼も襲われる方も女性ですが、劇団がスタジオ ライフなので両方とも男性になっています。それは知っていたのですが、他は原作に忠実なのかな? と勝手に思っていたら、ラストが変わっていました。
わたしは、こっちのラストの方が好きです。
基本的に、物語、つまり、現実でないものは、綺麗事じゃなく終わっているものがすきなんです。
小説なら「99%の誘拐」 映画なら「ゴールデンボーイ」みたいの。「完全犯罪クラブ」では、ホントにラストでがっかりさせられたもんね。
友人も、どうやら楽しんでくれたようで安心しました。
「わかりやすい内容やったから」といってました。
ただ、わたしとは反対側に座っていた彼女の隣の席の人が、ことあるごとに双眼鏡を取り出してちょっと前のめりになるが視界に入ってきて、そのたび現実に引き戻されるの嫌だったそうで、
「物語に集中してはるんやろうけどさぁ」と言ったので、
「違うよ。その人は、話を見に来てるんじゃなくて、人を見に来てるの」と言っておきました。
宝塚とは違う感じで、やっぱ、多いよね。ちょっとイッちゃってる人。
双眼鏡取り出すタイミングがさぁー。もうなんか、あー、はいはい、やっぱここなのね。って感じ。
まあ、それがわかるわたしもどうかとは思うけど・・・・・。
今日が千秋楽だったので、最後、舞台挨拶がありました。カテコも3回くらいしたかな。それがまた楽しかった。
次は「トーマの心臓」だそうです。
どうしよう。見たい気もする。
今までにも何回か公演してるのは知ってるけど、行ってなかったの。
原作を完全に知ってると、なんかね、がっかりするのが怖くて行けん。ってのがあったの。でも、観ないことにはがっかりするかどうかもわからないわけで・・・・・。
DMが来たら行こうかな。くらいに考えてます。
帰りの電車の中でパンフを隅から隅まで読みました。
いい感じでした。機会があったら「ドラキュラ」の方も見たいです。
ああ、でもそれより、「ドリアン・グレイの肖像」が観たい!
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