デス・ノート原作の感想

まだちゃんと読み返してないら詳しくは書きませんが、取り敢えず。


ラストの死に方が美しくない。

ライトの存在が、「正義」であるなんてもちろん思っておりません。悪者の散り際は美しくないのがセオリーなのかもしれません。でも、主人公やから。どんな人でも主人公には美しく終わってほしい。
終わるっていうの、「Ｌ」に勝ってほしいという意味ではないのね。ただ、あの、死に方は・・・・。ってこと。
あそこまでやってしまう人間が、あそこまで「生きる」ってことに執着するかなぁ？
少年漫画によくあるパターンの、権力者は「自分だけは死なない」と、何の根拠もなく思い込んでるキャラに結局なってしまってたってことなのかな？　それじゃあなー。

読み終わって、考えたわたしの理想の最後は、全部が暴かれて、もう無理やと思ったら静かにリュークの意志に従うってのかな。
や、まぁ、もっと理想的なのは、「勝った」っていう言葉を使わせないことなんやけどね。もともとあんたのやってきたことは勝ち負けの問題じゃなかったやろ？何を見失ってるの？と何度も思った。
書いた人は、どんなに正義感が強くて意志の強い人間でも、あんな物を持ったら人格さえも変わってしまう。そういうことがいいたかったのかも知れんけどね。
そういうのは、わたしの好みではないな。

全体的にはかなりヒットなのよ。
いい感じに頭使ったし、思いもよらない展開になっていったりして、もう、ドキドキやったもん。
なんていうのかな。ストーリーはもろ好みなんやけど、キャラがわたしの趣味じゃないんや。たぶん。
これ、もし少女マンガ家が描いてたらど真ん中やったんじゃないかな？という結論に今達した。

絶対に不可能やけど今一番読んでみたいのは、ライトとＬが「友だちって言っていいのかな？」な関係（断じて恋人ではありませんよ）で一緒に頭を使うことをしてくれる話。うん。無理なんやけどね。
記憶なくしてるライトとＬの感じ、もっと続けばいいのにって、何度も思った。これは、映画でも思ってたな。
誰かそんな感じの話し書いてくれんかなー。
たぶん、無理やろから、頭の中で好き勝手動かすことにします。まあ、わたしの脳内レベルでは求めてるものが得られるとは思えんけど・・・・。


細かくはまたいつか書きます。今日はここまで。



そうそう、話変わるけど、この間１７日は特筆することない。って書いてたけど、あったの。あの日、スクラッチを１枚だけ買ったのね。そしたら５００円当たったの！宝くじで当たりくじって初めてやった。
また買ってみようと思います。嵌らないように気をつけないとね。