やったー★

もう、秋バラが咲いていました。この暑さで早く咲くのかな？

ということで小田凱人選手、やったあ～～～～！金メダルおめでとう。パチパチ。
相手のヒューイット選手も上手くてサスガでした。「タッチのヒューイット、パワーの小田」という感想。
マッチポイント握られてしまった時は、もうアカンと思いました。。。でも潮目が変わった！

男子テニスってもはや格闘技やんね～～～ボカスカ殴り合ってる感じ。見てて怖いよ。もうちょいノンビリ見たいよ(笑)。
小田選手、勝利直後のインタビューでもう無茶苦茶というか壊れまくってましたが、「素の18歳」でオモロイね。笑てしもた。でも国枝さんに会うと急にシャンとするのよね(笑)。

パリのお客さんも満杯で、もんの凄い盛り上がってたし、国籍関係なしに応援してくれていたのが嬉しかった。
あ、車椅子の車輪ってあんなにカンタンに外せるんですね。そこにビックリ！★

車椅子テニス★

非常食の備えを点検していたら、賞味期限ギリギリの白玉粉が出てきたのでお団子作りました。
おまけにきな粉も賞味期限ギリギリで、ギリギリスイーツ。つぶ餡は「御座候」の十勝あずき。
「ござそうろう」とは、今川焼または大判焼きのことです。関西ではなぜか？御座候と呼びますの。「あずき餡」だけでもパック入りで売ってます。

パリパラリンピックの車椅子テニス、上地結衣選手の決勝がもう大接戦で。
ダブルスもシングルスも、チャンピオンの選手と実力が拮抗してるのか、ギリギリの闘いで凄かったです。
２日連続で、優勝が決まった瞬間に解説の国枝さんが「あーっ！」って叫んだところがまた。。。我がことのように緊張してはったんでしょうね。

涙、涙の金メダルでした。歴史的快挙なのでした。
あれ、車椅子をあやつるのに相当の体力がいりますよね。だって自分の体重+重い車椅子を動かすんだから。その上で片手でラケットあやつるんだから。凄すぎます。
さて昨日ダブルスでは銀メダルに甘んじた小田凱人選手、今日は頼むよ！★

秋のメロン★

以前も書いたと思うのですが、北海道夕張の「古川果園」さんから毎年メロンをお取り寄せしています。
うちのお隣さん(今は引っ越されました)の息子さんが脱サラ後修行して、一家で北海道に移住し遂にご自身の果樹園をオープンされたのですが。
まあとにかく甘い！美味しい！私はこんなに皮のギリギリまで削って食べたことがない(笑)。食欲のない時にも大丈夫でした。
ということで夏の贈り物にもつかわせてもらっています。果物って当たり外れがあるけど、こちらのメロンは間違いない！「◯日が食べ頃です」と書いてくれているのも嬉しい。
夏だけでなく９月は「秋のメロン」もあるので、注文してみました。ほんま、肉買わないから果物でプチ贅沢(？)　

奥さまが漫画がお得意で、可愛いイラスト入りの「古川果園通信」がついてきます。北海道には温泉が多いとか野生動物の話とかお子さんたちの成長とか、楽しい読み物。
秋のメロン、いかがですか～(宣伝)★

高槻の信成夫妻の話★

何気に朝のテレビを見ていたら、高槻の可愛い一軒のカフェが出てきました。
若い女性とお母さんの二人でオープンさせたという。
レポーターが「旦那さんの仕事は？」と尋ねたら「現役フィギュアスケート選手」というではないですか。
え！？高槻でスケーターで嫁アリの人？
まさかまさかの織田信成選手の嫁さんとお母さんだった！

知らなかったですね～。
しかも以前「熱帯食堂」があった所なんて(熱帯食堂とは高槻で人気のエスニック系レストランで、あのステファン・ランビエール先生もお越し。今は別店舗に移動)。
今年の春にオープンしてたそうですが、全く知らなかった。私入院してたからかな。
そして織田くん、同じ高槻のスポーツクラブのプロデュース業もやっていたとは！

織田選手、来季はもうオリンピックシーズンなんで今季いっぱいの現役活動と言ってましたね。
テレビのレギュラーも辞めちゃったし、30半ばで現役選手に返り咲きなんて、妻子を抱えてどーすんだ？フィギュアスケートはお金かかるんだよ？
と案じていましたが、なんだかんだ頑張ってたのね。今季は全日本で見てみたいけど、果たしてブロック大会で勝ち上がれるだろうか。
奥さんのカフェもどうぞ繁盛しますように。カレーが美味しいそうですよ(行きたい)★

台風よ弱まれ★

雨がやんでほんの少し陽が差すことも。風も大丈夫。台風が土日に来るならば今しかない！ということで最終買い出しに行くことにしました。

隣町にお気に入りの八百屋さんがあって、ここのでっかい熊本トマトが好き。しかし今年は猛暑で出来が。。。切ってみてびっくりでした。この店のトマトで外れたことはなかったんだけど。
まあしかし煮込みなら大丈夫か。今年は初夏までは良かったのに、７月以降野菜の出来が悲しいことが多く、異常気象をジワジワ感じています。これからどうなっちゃうんだろ？
相変わらずお店にお米はありません。嘆いてるお客さん多数。パックご飯はたくさんあるんだけど。
私はお米は当分大丈夫です。水も準備完了。

停電にそなえてラジオの電池を買わねば、と気付き、これはまだコンビニにありました。
うちの携帯ラジオは母の居る施設に持っていってるので、家には「ラジカセ」が２つ。新しいラジカセを仕事場に置き、古い方を寝る時に枕元に置いて聞いているのですが、これが！古い！
単１電池×４本要るって、なんてコスパが悪いのか。でもまだ壊れてないので使っています。たまにカセットテープとか入れてみるんですが、40年前に録音した曲とかまだ聞けるんですよ。すごくない～。

家電通販店も防災コーナーがかなりすっからかんでした。「防災ラジオ」は３つ残ってたけど一長一短。モバイルバッテリーと手回し充電とソーラー充電を満たすものが希望ですが、そうなると高い～。
カセットコンロのガスボンベは売り切れ。キャンプ用のミニコンロが１台だけ残っていました。
最近注目されている「ポータブル電源」。特集コーナーに何種類もありました。さすがに安価ではないので売り切れてません。最低１万円から、上は15万円位でしょうか。
４万円台クラスの製品で「スマホ充電12回分、冷蔵庫なら1.5～2時間、扇風機なら約４時間」とか書いてあります。これなら小さい太陽光パネルとか買う方がいいのかなあ。悩む。

とかなんとか言いながら帰宅。今のうちにベランダを片付けて。
数年前の台風の時は、しばらく停電は続くしなかなか大変なことになりました。甘く見ちゃダメよ～★

予知夢★

茄子が安かったので「カポナータ(もどき)」を。なんちゃって～です。
カポナータって「茄子を揚げる」とあるでしょう。コクを出すために。んな、暑くて揚げものなんて嫌じゃん！
なのでオーブントースターに茄子を敷き詰めて上からオリーブオイルをかけて焼きます。私、ずっとこのパターンです。クッキングホイルを敷いているから後始末いらーず。
黄パプリカと玉ねぎを炒めて、お肉代わりに大豆ミート、荒く砕いたナッツを入れて食感増し。
なんとトマトの水煮が無い(笑)。ケチャップを鶏ガラスープで薄めて投入、塩胡椒と砂糖・酢・白ワイン(無いのでお酒)・バジルを入れて少し煮詰め、最後に焼いたお茄子を。
トマトが無いカポナータって、うどんが無いきつねうどんに等しい(笑)。でもトマト高いんだもん。
葡萄色のガラス皿に入れて、赤みが無いから赤座布団の上で撮影してみたら、なんか変な色になりました。。。

一昨日、久々に夢を見て、私はなぜか男性に「女は働かなくっていいからずるいじゃん！」と責められているのです。会社の事務机みたいなところで。同僚？の男の子に。
悔しい。ものすごく悔しい。
言い返そうと考えているうちに、あわあわあわと夢が消え、目が覚めてしまった。

あれはなんやったんや～と思いつつその日の朝ドラ「とらつば」見てましたら、奇しくもドラマの中で中学生男子が「仕事してる女の人は、好きで働いてるんでしょう？働く義務が無いんだから、楽ですよね」みたいなセリフを吐いているではいか。
えーっ！？
私、予知夢？
ビックリすぎて筋が頭に入ってこない。今日の展開も見たけどなんだか釈然とせんわ。

女の人、働いてるやん！
家の仕事をして子供育ててお年寄りを介護して。365日休み無し。給料無し。感謝無し(やって当たり前と見なされる)。
それをやった上で男の人と同じ仕事をするって、どんだけしんどいか、わかっとるんかー！
と中学生に怒鳴りたい私でしたが、ドラマの中の方々は穏便でした。優しく諭してました。

男性には男性の「社会的プレッシャー(男子たるもの一家の柱となり妻子を養わねばならない)」があるってことを、ドラマは言いたかったのかなあ。
別に女の人が稼いで男の人が家事をする家庭でも、いいやんね。でも現実にはやっぱり女の人は家事担当になってる。んー、複雑な気持ち★

夏の大掃除★

真如堂で毎年咲いているムクゲの花。芙蓉といつも間違えるけど葉っぱの形が違うそうな。
手のひらみたいにデカイ葉っぱは芙蓉、細めだとムクゲ。
夏の涼しげな花。

やっと体調がマシになってきまして、今日は仕事部屋の掃除です。仕事部屋は四畳半！と狭いのに版画プレス機を入れているので、機能的に配置してマメに手入れしないと、すぐにゴミ屋敷化しちゃいます。

版画の試し刷りを入れているデカいファイルを点検して、新しいのに入れ替えます。
というのは、この間古い版画の刷り見本を探そうとA3ファイルを取り出したら、ポロポロポローッ！とプラスチック部分が崩壊。
どんだけ放置しててん！
と我ながら呆れてしまいました。軽く四半世紀前のファイルそのまんま。。。そりゃ劣化しますて。あたり一面、プラスチックの破片だらけ。

しかし中身の版画はほぼ無事で、人生で初めて刷ったエッチングもありました。初めてコンクールに出した版画も。
初期は昼間会社に勤めながら夜間のエッチング教室に通っていたので、教室仲間がくれた版画もたくさん。先生の版画、コンクールで知り合った作家さんの版画、海外土産の版画。。。

大事にしないといけませんねえ。呆れながら整理整頓。ファイル三冊分で早くも疲れてきて続きはまた明日★

やっと通常モード★

大体、四日目から動き出し、五日目から通常モード。
副作用が続く時は米粒を食べる気がしないのですが、うちはもともと、朝は和食なんで、「ご飯と味噌汁作ろうか」という意欲が出たら、通常路線に戻ったということに。

ゆかりご飯に茄子と玉ねぎと大豆ミートの麦味噌味噌汁、永平寺ごま豆腐。質素です。
この辺は大抵「高野山胡麻豆腐」なんですが、永平寺胡麻豆腐はいただいたもの。
豆腐好き！

芹沢圭介さんの卓上カレンダーと共に(今年のじゃないけど可愛いから飾っているのです)★

抗がん剤四回目★

画像は村上隆展の続きです。

昨日はゼロックス療法の4回目でした。血液検査はなんとかクリア。ただ気になるのは最近腫瘍マーカーの値が空欄・空白になっていて、なんでだろ。
いつもなら血液検査終わって診察まで一時間半は待つのに、なんとソッコーで番号を呼ばれました。
先月、担当の先生不在時に代理の先生に「直訴状」を出していたからでしょうか。
病院内の「患者支援センター」で、洗いざらいの不安や不満を訴えまくり、その応答から様々な情報が得られました。
担当の方は若い女性でしたが、本当にこちらの訴えを真剣に最後まで辛抱強く聞いてくれます。相談員さんに出来ることは、
・治療費用などお金面の相談
・仕事と治療の両立方法
・セカンドオピニオンのやり方
・緩和ケア・ホスピスへの移行の仕方。在宅での緩和ケアもあり、そのシステム。
・関西で癌治療・緩和ケアを行っている推奨病院の紹介

医療的なことは医師に説明してもらうしかないので、メモに質問事項を書いて診察前に渡しておけば、先生も答えてくれるはず、と教えてもらいました。

ということで、考えに考えた質問事項メモを渡しておいた効果か？先生は「やあやあお待たせ！」とばかりに、入るや否や私の質問メモのコピーをドンと机に置き、流れるように説明してくれました。
最も謎だった「腸の患部付近のリンパ腺で癌が見つかったものは切除したのに、なぜ大動脈近くのリンパの腫れは開けて切除してくれなかったのか」
お答え「奥過ぎて取れず危険。だから今もその腫れは転移した癌か他の要因かはわからない」
「なので次回CTを撮り、腫れが小さくなっていれば抗がん剤治療の効果が出ている、と判断出来る」
「今やっている治療は進行を遅らせるためでもあり、再発を防ぐもの」

「ぶっちゃけ私位の進行度の人は平均でどれぐらい生きられるものでしょうか」
「治療をしなかった人は一年ぐらいから、治療をした人は五年、平均したら三年ということになります。でも10年、それ以上生きている人も勿論います」
「ステージが１～３というのは割と決まった狭い範囲ですが、ステージ４というのはとても広い範囲。その人の体質や治療が合う合わない、年齢や病歴、様々な要素がからんでるから、100人いたら100人経過は異なります」
「なので寿命がどれぐらいか？というのは、まさに賭けで神のみぞ知る、なんです」
「これが駄目ならこっちの治療法でいきましょう、とか今は様々な手段がありますから、上砂さんの具合を見ながら頑張っていきましょう」

ということで、私のモヤモヤは解決しました。「神のみぞ知る」領域を心配しても仕方ない。
やはり先生に尋ねることは、行き当たりばったりじゃいかんのね。無駄に時間を食って、先生も私も消化不良の診察で終わってしまう。
相談員さんのアドバイス「診察前に質問を整理してメモを渡しておく」作戦は大成功なのでした。

休薬期間がたっぷりあったせいか、今のところ副作用がまだマシかなと思います。下痢にはロペラミド、ムカムカにはメトクロプラミド、と交互に飲んで、食べられるものを少しずつ。
もう揚げ物や肉の脂的なものは食べず、夏なんでレタスとマリネのサラダに豆腐やズッキーニ、焼いたナス、ナッツ、チーズ、枝豆入れたり。「具沢山サラダ」をメインにすると腸に負担がかからない。
果物も負担かからない系だし、夏は美味しい果物いっぱいある！
高いのが玉にキズですが。。。お肉買わないからその分果物に投資してもいいかな？デラウエアが一房300円って、信じられないよ！

今日は微熱アリのせいかしんどくてもう寝たい。
高校野球→ドジャース(大谷さんホームラン無し)→また高校野球と行ったり来たりでBSシネマ「杉原千畝」見ながらウトウト★

アラン・ドロン死す★

1981年発行のアラン・ドロンのシネアルバムより。

夕方にラジオから「太陽がいっぱい」のテーマ曲が流れてきたのですが、アラン・ドロンが亡くなったのですね。88歳、米寿かあ。
私の世代ではドロンといえば「ハンサム」の代名詞でした(当時イケメンという言葉は無かった)。草刈正雄が「日本のアラン・ドロン」と呼ばれてましたね～。

ついこのあいだもWOWOW で「太陽がいっぱい」をやっていて、バッチリ高画質で録画。もう何度も見てるのに、年に一度は見返したくなる。あの宝石みたいな青い瞳と、長い睫毛ね。いじまし～い目付きで金持ちボンボンの友人に殺意を募らせていく、あの過程がたまらんとです。
ちなみにリメイク版の「リプリー」という映画では、現代的イケメンのジュード・ロウが金持ちボンボン、ドロンが演じた主人公トムはマット・デイモンです。
かなり改編されているので「太陽がいっぱい」とは別物と考えた方が。。。これはこれで面白かったけど。
ジュード・ロウも天下の美男だけど、ドロンみたいな陰りや鬱屈感は無い。お育ちの良いイメージなんでボンボン役はハマってました。
あ、「退廃」とは無縁なマット・デイモンはビミョーな役作りでした(笑)。

そう、「太陽がいっぱい」は、ヨーロッパらしい退廃感が好き。
港町の市場は魚の内臓の臭いがしそうだし、ヨットが着いたら黙々と荷物を運ぶ人たちは、遊ぶ金持ちに冷たい視線を投げかける。
貧富の差がトムの殺意の原動力で、無鉄砲で後先の事を考えない、その愚かさや幼さも魅力的でした。

ドロンの他の(若い時の)映画でオススメは「若者のすべて」と「世にも怪奇な物語」。
前者では「誠実で無垢で清らかなドロン」という珍しい役どころにシビれます。ドロンで「無垢・清らか」ってほぼ無い(？)
後者は全三話のオムニバス映画でホラーです。昔々深夜にテレビでやってて怖くて怖くて。
ドロンは第二話の「ウィリアム・ウィルソン」の主人公。原作はエドガー・アラン・ポー。
傲慢で非情な若い男の前に、ある日自分と瓜二つ、そっくりな男があらわれる。
主人公が悪事をはたらくたびにその男はあらわれ、罪を指摘して消えていく。
ある日、賭博場でイカサマをやっているところを、瓜二つ男に暴露され、町から追放される。
怒り心頭の主人公は瓜二つ男を殺そうと揉み合うけど、殺したと思ったらそれは自分自身だった。。。ドロンのクールな美貌と、賭博場でドロンと勝負をするブリジット・バルドーが妖艶でド迫力で。ゾクゾクします。

私がこれから見たいドロンはヴィスコンティの「山猫」。そして「地下室のメロディー」「冒険者たち」かな。
地上波でさあ、「太陽がいっぱい」を夏の終わりにやってくれー！★

夏も折り返し★

東日本は大きな台風の被害が心配ですが、関西は時折ゲリラ豪雨(夕立)に見舞われるものの、まあまあ平穏なお盆休みでした。
大文字の送り火を見届けて夏も折り返し地点。
今年もお提灯を出しました。夜に１時間位つけます。
帰ってくる仏さんが迷わないように灯をともすのだ、と聞きましたが、うちは毎日仏壇に灯りをつけてるから、毎日帰ってきてる感覚なんですが。
お盆だから特別に～とは思わないのですよね。
ちょっとお花を盛り盛りにしてお菓子もちょい盛って。そのぐらい。
もっときちんとしないといけないのかな。

菩提寺で毎年16日に灯籠流しがあるのですが、一度も参加したことがないのです。写真を見たらそれはそれは幻想的。
そのすぐそばの山で大文字焼きが行われるので、一度、「灯籠流し&大文字生鑑賞&京都で美味しいお酒&お洒落ホテルに宿泊」ツアーをやってみたい★

村上隆展に行ってきました★

墓参りのあとグループ展のメンバーと合流し、京セラ美術館で開催中の村上隆展に行ってきました(写真は友達がくれたものです)。
京都ということでテーマは「もののけ」だそうですが、いつもの作風がすでに「もののけ」じゃないですか。人を喰ったようなキャラのオンパレードで。
だから特別にビックリ仰天なことはなく、コンセプトはいつも通りなので、「ちょっと京風味入れてみました」という印象です。でも前準備として、歴史文化を猛勉強されたことは伝わりました。
グループ展仲間はみんな絵描きですから、「デジタルじゃないのに筆あとが無いなあ～」「この立体、素材はなんじゃろね」そんな話ばっか。
そして村上さんがスタッフやクリエイターに指示するラフスケッチも展示されていて、「村上様ご指示」という但し書きにみんなのけぞりました。村上様。。。神ですか。

最後の最後に、関わった全てのクリエイターの名が壁一面に記されたコーナーがあるのですが、大作映画のエンドクレジットみたい。凄い人数です。
これだけの方に報酬も支払わねばならないし、長期間開催してグッズも売って、やっとトントンかしら。
もはや「村上隆」という大企業なんで、作家は筆ひとつ持たないのでしょうが、脳内の「思い」を形にして提示してみせる、その技術力の高さをじっくり見ることが出来ました。
奈良美智さんの原画展でも思ったけど「圧倒的な技術力」って人の心を掴むんですよね。ただ「カワイイ」だけじゃ表層的なところで終わってしまう。
村上さんの「芸術闘争論」という分厚い本に、「筆で描くと個人個人で差が出てしまう。だから僕は、どのスタッフに指示を出しても同じ仕上がりになるように、シルクスクリーンで色を重ねている」とありましたので、今回の展示作品も同手法かな、と思います。シルクでもスタッフが何十人居てても、大変な労働量でしょう。

最後に美術館庭園の池にそびえ立つ、「お花の親子」を鑑賞。
ルイヴィトンの巨大トランクの上に、赤塚不二夫的キャラが乗っかってます。キンキラキンです。穏やかな京の山々とのギャップが凄い。
悪趣味を通り越して「これが現代アートだかんね！(くだらねー、とか言わせんもんね)」と強引にねじ伏せる。
そんな「マッスル村上様」、堪能しました★

お休みスタート★

10日から一気にお盆休みの方も多いと思います。しかし和歌山の海辺のレジャーは地震警戒で自粛となり、お客さんもお店もやりきれない思いでしょう。。。切ない。

京都真如堂の施餓鬼供養に行ってきました。今年も100人は越える檀家さんたちが本堂に大集合。扇風機と自然の風だけが頼りですがダラダラ汗がわいてくる。お坊さんたちの分厚い袈裟もどんなにか暑いことだろうと。

今回は真如堂下、金戒光明寺入口にある花忠商店でお花を買ってみましたら、花束に「ガマ」の穂が。
フランクフルトそっくりで笑えてしまいますが、これ、触ったらどえらいことになるんですね～(興味のある方は検索してみてください)。

墓石が熱くて熱くて水もすぐにお湯になっちゃう。
生前、透析をしていた兄が、自由に水を飲めず嘆いていたことを思い出します★

11時2分★

先日ブログに書きました長崎ピースミュージアムが、「8月9日11時2分、原爆が落とされたその時間に、あなたが撮影した写真を送ってください」という企画を開催中。時刻は多少ズレてもいいそうです。
私は、ベランダの日日草の花が開いたので一枚。
何事もなければ、平和な夏休みの１日なのに。

ところが昨日からの宮崎地震の影響で、「南海トラフ地震の一環である可能性あり」などと緊急注意勧告が出ましたもんで、関西は大わらわとなっています。。。平和記念日のニュースは消しとんでしまった。

私が毎朝のように見てるワールドニュースでも、6日の「HIROSHIMA平和記念式典」は取り上げられてはいましたが、たった10秒！いかに関心が薄いか。
やっぱり漫画・アニメや映画の世界から、ノーモア原爆をジワジワ浸透させていくしかないのかな★

祈りましたか★

今日は朝から「広島原爆の日」記念式典の中継を見ていました。
小さい子ども、男の子と女の子のスピーチが一番力強くまっすぐに聞こえます。毎年同じことを思うのに、大人の一員として何もアクションを起こしておらず、申し訳ない気持ちになります。

唯一のアクションといえば、チェルノブイリ子ども基金にずっと寄付してることぐらい。ニュースレターを読んでいると、ロシアのウクライナ侵攻も当然、基金に打撃を与え、なかなか運営が大変なようです。
だけど広島・長崎のために、日本人としてやることがあるでしょう、と、自分に問いたい。

抗がん剤治療が終わったら…いや、休薬期間なら行けるかな。長崎ピースミュージアムに行きたい。
今まで何度も長崎を訪れているのに何故か行けてなかった！
長崎ピースミュージアムはさだまさしさんの呼び掛けで設立され、ナイーブアートで有名な画家・原田泰治さんも関わっておられます。原田さん、鶴瓶ちゃん、さださんが仲良しトリオなのよね。
さださんのコンサートに行くと必ずミュージアムへの寄付も募っていて、この間は能登へも歌いに行ってたし、「まっさん」って行動派なの。

私もアクションを起こしたい。そのために体力をまず★