どうしても前方で見たくて追加で取った昼公演が、まさかの主演役者が車椅子の事態となり、もう昨夜からほとんど眠れてない(涙)。
こういう場合ってどうなるんだろう。。。
バレエなら代役が控えてるけど、どう考えても今回は居ないよね。。。
でももうハラ決めた。
行ってみよう。
初日の5倍位の人たちでピロティ周りが埋まってます。
なかなか開場してくれないのでザワザワしだしたら、やっと「窪田正孝右足負傷のため演出一部変更、よって払い戻しに応じます」旨のアナウンスが。
ネットでは公式発表は何もなかったので、会場でギリギリまで試行錯誤して、「幕を上げる!」決断を下したのでしょうね。
入れることがわかり安堵したものの、車椅子でほとんど動かず、あの場面この場面どうするんだろう。
不安で押し潰されそうですが、私の周りは初見参の関西のお客さんが多い感じで、みんな怪我のこと知らないみたい。
だからなのか、なんか皆さんお気楽に笑ってる人多かった(笑)。だから救われた。私がよっぽど心配性なんかね。
というか、関西だから柚希さんのファンの方が多かったからかな。
30分遅れで始まり、待たされたこともあって一幕、二幕なかばぐらいまではちょっと硬めな空気を感じました。
しかし、二幕後半、三幕からは俄然温度が上がり…エリカ=又三郎(柚希礼音さん)の熱演半端ない。
織部(窪田くん)が激しく動けない分、エリカが世界を駆け巡ってカバーしているかのようでした。
そして、夜の男の北村さん、いつもにも増して爆発してた(笑)。あのままほっといたら一人で全三幕やるんじゃないかと思った(笑)。
覚え書きは↓
・フラメンコでもがっつり車椅子織部に絡むエリカ(織部、エリカの片足を抱えてサポート)
・エリカの声色変幻自在が前より際立った
・夜の男、今日はDA PUMPでなくチュウチュウトレインだった
・夜の男、上手通路から舞台へすっ飛んでくる時、舞台の段差部分?に激突?大惨事だけどそのまま何食わぬ顔して舞台上がる
それを見た淫腐?乱腐?が笑いをこらえきれず、それを見たお客さんがまた笑う
・夜の男、織部との決闘は「条件を同じにしよう」つって、奥から車椅子出てくる
・織部、左足はかなり自由なので、宮沢先生を「あっち行けー」と左足で追い払う
・織部、「ET」と投げキッスは控えめ
・エリカ、今日も実家のお母さんから電話かかってくる
覚悟していたものの、最初のトランク持って登場するところ、車椅子で出てくると、ちょっとショックを受けました。いやかなり。
でも、あっという間に、織部の車椅子さばきの自然さに目が慣れて、「精神病院から脱走してきた車椅子の織部」っていう設定は、最初からそうだったんじゃない?と思わせるぐらいの感覚に。
というか、ぶっちゃけ「人は車椅子でも演じることが出来るのだ」と、まざまざと思い知らされました。
そうそれは、「パラ・アスリート」の姿とそっくり同じでした。
足が不自由なだけで、あとは通常の選手と同じハイレベルな技を見せてくれる。
役者さんも同じなのでした。
あんまり前方に進んだら舞台から落っこちてしまうのではないか…とハラハラしましたが、信じられない位に巧みに車椅子を自在にあやつるのです。
ただ車椅子にじっと座ってセリフを発するのではなく、あっち行きこっち行き、回り、止めて、演技表現を創り出す。
病院行ってご飯食べて寝て…ってやってたら、実質数時間しか車椅子操作の練習は出来ないはずなのに、あんなにすぐに習得出来るものでしょうか。
やっぱり役者さんってすごい。。。
プロ役者の凄さを見てしまったー。
そこが一番、びっくりびっくり!
舞台の演出変更ってアナウンスされましたが、車椅子の要素にからむ部分だけで、ラストの飛行機もちゃ~んと出ました。
階段を上がるのはちょっとサポートをもらってましたが、意外に身軽。
何より、エリカが全てを守ってくれるので、もうラストは泣けて泣けて。「至福」しかないよ。
今までで一番、エリカ=又三郎が聖母に見えました。
腐った肉を食っても、ゲロを吐いてもアバズレでも、エリカは聖母。
一座の先輩役者たちが若い座長を助けて、みんなで工夫して涙や笑いを作っていく。
今日の昼公演は多分、「演出変更ぶっつけ本番」だったことと思いますが、「生(ナマ)の舞台」の醍醐味を、十二分に味わうことが出来ました。
ほんとにすごい。
プロはすごい。
何より、この一座の団結力、あたたかさ、エネルギーが好き。
お客さんの反応もあたたかで、スタオベに加われて幸せ。
窪田くんはカーテンコールで、柚希さんに車椅子を押してもらい、最後は立って左側を風間杜夫御大に支えてもらってました。
風間さんはしっかり窪田くんの左手を握って励ましているかのよう。
「ちえさん」。残りの舞台も、お世話になります!★
こういう場合ってどうなるんだろう。。。
バレエなら代役が控えてるけど、どう考えても今回は居ないよね。。。
でももうハラ決めた。
行ってみよう。
初日の5倍位の人たちでピロティ周りが埋まってます。
なかなか開場してくれないのでザワザワしだしたら、やっと「窪田正孝右足負傷のため演出一部変更、よって払い戻しに応じます」旨のアナウンスが。
ネットでは公式発表は何もなかったので、会場でギリギリまで試行錯誤して、「幕を上げる!」決断を下したのでしょうね。
入れることがわかり安堵したものの、車椅子でほとんど動かず、あの場面この場面どうするんだろう。
不安で押し潰されそうですが、私の周りは初見参の関西のお客さんが多い感じで、みんな怪我のこと知らないみたい。
だからなのか、なんか皆さんお気楽に笑ってる人多かった(笑)。だから救われた。私がよっぽど心配性なんかね。
というか、関西だから柚希さんのファンの方が多かったからかな。
30分遅れで始まり、待たされたこともあって一幕、二幕なかばぐらいまではちょっと硬めな空気を感じました。
しかし、二幕後半、三幕からは俄然温度が上がり…エリカ=又三郎(柚希礼音さん)の熱演半端ない。
織部(窪田くん)が激しく動けない分、エリカが世界を駆け巡ってカバーしているかのようでした。
そして、夜の男の北村さん、いつもにも増して爆発してた(笑)。あのままほっといたら一人で全三幕やるんじゃないかと思った(笑)。
覚え書きは↓
・フラメンコでもがっつり車椅子織部に絡むエリカ(織部、エリカの片足を抱えてサポート)
・エリカの声色変幻自在が前より際立った
・夜の男、今日はDA PUMPでなくチュウチュウトレインだった
・夜の男、上手通路から舞台へすっ飛んでくる時、舞台の段差部分?に激突?大惨事だけどそのまま何食わぬ顔して舞台上がる
それを見た淫腐?乱腐?が笑いをこらえきれず、それを見たお客さんがまた笑う
・夜の男、織部との決闘は「条件を同じにしよう」つって、奥から車椅子出てくる
・織部、左足はかなり自由なので、宮沢先生を「あっち行けー」と左足で追い払う
・織部、「ET」と投げキッスは控えめ
・エリカ、今日も実家のお母さんから電話かかってくる
覚悟していたものの、最初のトランク持って登場するところ、車椅子で出てくると、ちょっとショックを受けました。いやかなり。
でも、あっという間に、織部の車椅子さばきの自然さに目が慣れて、「精神病院から脱走してきた車椅子の織部」っていう設定は、最初からそうだったんじゃない?と思わせるぐらいの感覚に。
というか、ぶっちゃけ「人は車椅子でも演じることが出来るのだ」と、まざまざと思い知らされました。
そうそれは、「パラ・アスリート」の姿とそっくり同じでした。
足が不自由なだけで、あとは通常の選手と同じハイレベルな技を見せてくれる。
役者さんも同じなのでした。
あんまり前方に進んだら舞台から落っこちてしまうのではないか…とハラハラしましたが、信じられない位に巧みに車椅子を自在にあやつるのです。
ただ車椅子にじっと座ってセリフを発するのではなく、あっち行きこっち行き、回り、止めて、演技表現を創り出す。
病院行ってご飯食べて寝て…ってやってたら、実質数時間しか車椅子操作の練習は出来ないはずなのに、あんなにすぐに習得出来るものでしょうか。
やっぱり役者さんってすごい。。。
プロ役者の凄さを見てしまったー。
そこが一番、びっくりびっくり!
舞台の演出変更ってアナウンスされましたが、車椅子の要素にからむ部分だけで、ラストの飛行機もちゃ~んと出ました。
階段を上がるのはちょっとサポートをもらってましたが、意外に身軽。
何より、エリカが全てを守ってくれるので、もうラストは泣けて泣けて。「至福」しかないよ。
今までで一番、エリカ=又三郎が聖母に見えました。
腐った肉を食っても、ゲロを吐いてもアバズレでも、エリカは聖母。
一座の先輩役者たちが若い座長を助けて、みんなで工夫して涙や笑いを作っていく。
今日の昼公演は多分、「演出変更ぶっつけ本番」だったことと思いますが、「生(ナマ)の舞台」の醍醐味を、十二分に味わうことが出来ました。
ほんとにすごい。
プロはすごい。
何より、この一座の団結力、あたたかさ、エネルギーが好き。
お客さんの反応もあたたかで、スタオベに加われて幸せ。
窪田くんはカーテンコールで、柚希さんに車椅子を押してもらい、最後は立って左側を風間杜夫御大に支えてもらってました。
風間さんはしっかり窪田くんの左手を握って励ましているかのよう。
「ちえさん」。残りの舞台も、お世話になります!★