チラっと、さりげなく見つめるアレックスの視線の先
それは、さっそうと歩き去るアースの後ろ姿・・・じゃぁなくってその尻尾の根元。
それとなくちょっぴりだけれど最近気になるんだけれど、アースの黄門さまの大きさ。
アレックスのそれと比べると直径で倍くらいありそうな・・・
こりゃきっとオヤジのそうすけどんに似たんだな。
サーベルが天に向かってカーブしているような立派で優雅な尻尾なんて、真っ青な秋空にはぴったりだね。
・・・ったくもう、弟のアホくさい元気がうらやましいよ。
きょうも秋晴れの海岸で遊んでくれて、兄貴としては感謝しているんだよ。
そんな気持ちが体全体から伝わってくるアレックスでした。