2010の暮れに行ったイタリアの旅行記です。
今回はマルタ騎士団の館@ローマです。
マルタ騎士団とかに、特に興味があったわけではありませんが、
ホテルが近かったので、とりあえず見に行ってみました。
マルタ騎士団の館(画像はクリックで拡大します)
マルタ騎士団は、
十字軍時代、エルサレムへの巡礼者を守る為に結成された、
テンプル騎士団に端を発する騎士修道会ということなので、
さしずめカトリックの舞踏派といったところでしょうか。
このマルタ騎士団が面白いのは、
ナポレオンの侵略によって国土を失っているにもかかわらず、
現在でもイタリアからは治外法権を認められ、
国連への参加も認められている点です。
マルタ騎士団の館
扉の鍵穴が有名ということなので、早速覗いてみました。
マルタ騎士団の館(画像はクリックで拡大します)
すると、鍵穴の向こうには植え込みの庭園があり、
鬱蒼と茂った木をほう水型に奇麗に形作って、
その先にはなんと!サン・ピエトロ大聖堂が見ます。
マルタ騎士団の館から大聖堂までは距離にして約3kmですが、
鍵穴のレンズ効果で、けっこう近くにあるように見えます。
マルタ騎士団の館
機関銃をしょった迷彩服の軍人さんが警護しているので、
ちょっと落ち着かない気分の、不思議な空間です。
日本ではマルタ騎士団を国として認めていないようですが、
そこにはキリスト教の巨大な歴史をしょって生きているかそうでないか、
が大きく反映されているような気がします。
アヴェンティーノの丘の松(画像はクリックで拡大します)
マルタ騎士団の館はアヴェンティーノの丘と呼ばれる、
以前アップしたチルコ・マッシモ競技場の南に位置する丘の上にあります。
チルコ・マッシモに向かって丘を降りる途中、
奇麗に整備された松並木がありました。
松って、日本っぽい樹木だと思ってましたが、
ヴァチカン美術館の記事でも触れた様に、
ローマには沢山の松の木があります。
そういえばイタリアの作曲家レスピーギの代表作にも、
『ローマの松』というのがあったのを思い出しました。
今回はマルタ騎士団の館@ローマです。
マルタ騎士団とかに、特に興味があったわけではありませんが、
ホテルが近かったので、とりあえず見に行ってみました。
マルタ騎士団の館(画像はクリックで拡大します)
マルタ騎士団は、
十字軍時代、エルサレムへの巡礼者を守る為に結成された、
テンプル騎士団に端を発する騎士修道会ということなので、
さしずめカトリックの舞踏派といったところでしょうか。
このマルタ騎士団が面白いのは、
ナポレオンの侵略によって国土を失っているにもかかわらず、
現在でもイタリアからは治外法権を認められ、
国連への参加も認められている点です。
マルタ騎士団の館
扉の鍵穴が有名ということなので、早速覗いてみました。
マルタ騎士団の館(画像はクリックで拡大します)
すると、鍵穴の向こうには植え込みの庭園があり、
鬱蒼と茂った木をほう水型に奇麗に形作って、
その先にはなんと!サン・ピエトロ大聖堂が見ます。
マルタ騎士団の館から大聖堂までは距離にして約3kmですが、
鍵穴のレンズ効果で、けっこう近くにあるように見えます。
マルタ騎士団の館
機関銃をしょった迷彩服の軍人さんが警護しているので、
ちょっと落ち着かない気分の、不思議な空間です。
日本ではマルタ騎士団を国として認めていないようですが、
そこにはキリスト教の巨大な歴史をしょって生きているかそうでないか、
が大きく反映されているような気がします。
アヴェンティーノの丘の松(画像はクリックで拡大します)
マルタ騎士団の館はアヴェンティーノの丘と呼ばれる、
以前アップしたチルコ・マッシモ競技場の南に位置する丘の上にあります。
チルコ・マッシモに向かって丘を降りる途中、
奇麗に整備された松並木がありました。
松って、日本っぽい樹木だと思ってましたが、
ヴァチカン美術館の記事でも触れた様に、
ローマには沢山の松の木があります。
そういえばイタリアの作曲家レスピーギの代表作にも、
『ローマの松』というのがあったのを思い出しました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます