2007年に廃線になった、茨城県の中部、
石岡駅から鉾田駅を走っていた鹿島鉄道線を、
シリーズでアップしています。
鹿島鉄道線路線図
前回最期にアップした八木蒔駅駅の次は桃浦駅です。
2010年の時点では、浜駅や八木蒔駅同様、
線路はなく駅の関連施設だけが残っていました。
鹿島鉄道桃浦駅跡
→Mapion
構内の外れにぽつんと立つ信号機。
足元に線路がなく、ただの草むらに立つ信号機は、
時空を超えて突然現れた様な錯覚を覚えます。
鹿島鉄道桃浦駅跡
これまで見て来た駅と同様、桃浦駅も無人駅でしたが、
かつては駅員がいた駅だったので、
小さいながらホームとは別の場所に駅舎があります。
wikiを見ると、かつては駅前に水泳場等もあり、
沿線の観光地として賑わったようです。
鹿島鉄道桃浦駅跡
駅舎は鹿島鉄道の特徴でもある丸太を使った造り。
小さい鉄の出札やプラスチック製のベンチが、
かつて利用していた人たちの面影を今に伝えます。
鹿島鉄道桃浦駅跡
2010年の時点で駅の関連施設が最も残る駅で、
ホームの外れには、詰め所など幾つかの建物も残っていました。
鹿島鉄道桃浦駅跡
駅前ロータリーに残る「桃浦驛新道開設記念碑」。
大正15年(1926)、常陸小川ー浜駅間開通の際に、
国道から桃浦の駅前までの道路を造った記念碑。
Mapionで見てもお分かりの通り、100mにも満たない道路です。
しかしこれだけの記念碑が残っていることから、
当時の鉄道に対する大きな期待が感じられます。
鹿島鉄道/小さな鉄橋
→Mapion
桃浦駅を出ると、鉄道は最も霞ヶ浦に接近します。
この付近の線路はちょっとした堤になっているので、
ところどころ小さな鉄橋が設置されています。
頭を下げないと通れない、極めて低い鉄橋です。
鹿島鉄道沿線
→Mapion
ここからはもう線路は残っていないので、
並走する国道355号線へ出て、
形の残る最期の駅、小川高校下駅を目指します。
国道355号線から見る鉄塔と筑波山。
筑波山は標高900m弱の低い山ですが、
茨城の南部は、その殆どが平地なので、
色々な所から見る事が出来ます。
鹿島鉄道/小さな鉄橋
小川高校下駅近くの用水路をまたぐ小さな鉄橋。→Mapion
■シリーズ鹿島鉄道線:NEXT TOP
★ 廃線跡の記録 2 ★
KLO@廃墟徒然草による鹿島鉄道線のリポート掲載。
その他、鉄道ファンとはひと味違う、
ワンダーJAPANならではの廃線跡の記録が満載。
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線路はなく駅の関連施設だけが残っていました。
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構内の外れにぽつんと立つ信号機。
足元に線路がなく、ただの草むらに立つ信号機は、
時空を超えて突然現れた様な錯覚を覚えます。
鹿島鉄道桃浦駅跡
これまで見て来た駅と同様、桃浦駅も無人駅でしたが、
かつては駅員がいた駅だったので、
小さいながらホームとは別の場所に駅舎があります。
wikiを見ると、かつては駅前に水泳場等もあり、
沿線の観光地として賑わったようです。
鹿島鉄道桃浦駅跡
駅舎は鹿島鉄道の特徴でもある丸太を使った造り。
小さい鉄の出札やプラスチック製のベンチが、
かつて利用していた人たちの面影を今に伝えます。
鹿島鉄道桃浦駅跡
2010年の時点で駅の関連施設が最も残る駅で、
ホームの外れには、詰め所など幾つかの建物も残っていました。
鹿島鉄道桃浦駅跡
駅前ロータリーに残る「桃浦驛新道開設記念碑」。
大正15年(1926)、常陸小川ー浜駅間開通の際に、
国道から桃浦の駅前までの道路を造った記念碑。
Mapionで見てもお分かりの通り、100mにも満たない道路です。
しかしこれだけの記念碑が残っていることから、
当時の鉄道に対する大きな期待が感じられます。
鹿島鉄道/小さな鉄橋
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桃浦駅を出ると、鉄道は最も霞ヶ浦に接近します。
この付近の線路はちょっとした堤になっているので、
ところどころ小さな鉄橋が設置されています。
頭を下げないと通れない、極めて低い鉄橋です。
鹿島鉄道沿線
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ここからはもう線路は残っていないので、
並走する国道355号線へ出て、
形の残る最期の駅、小川高校下駅を目指します。
国道355号線から見る鉄塔と筑波山。
筑波山は標高900m弱の低い山ですが、
茨城の南部は、その殆どが平地なので、
色々な所から見る事が出来ます。
鹿島鉄道/小さな鉄橋
小川高校下駅近くの用水路をまたぐ小さな鉄橋。→Mapion
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