8日に、夜の部を観てきました。今回は3階席の一番後ろです
八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
佐藤正清…片岡我當 斑鳩平次…片岡進之介 正木大介…坂東薪車
鞠川玄蕃…松本錦吾 雛衣…片岡秀太郎
3階席からは、舞台全体が見渡せます。
朱塗りの立派な船の上に、登場人物が並んでいるのは、絵のように美しいです。
我當さんは、可愛くて優しいおじいちゃんの役も合いますが、こういうどっしりとしたかっこいい役も似合いますね。
毒酒がまわりはじめ、苦しい顔になっても、堂々とした態度は変わらない。
さすがです。
廓文章 吉田屋
藤屋伊左衛門…坂田藤十郎 扇屋夕霧…中村扇雀
吉田屋喜左衛門…片岡我當 女房おきさ…上村吉弥
観ているようで、観た事がなかった吉田屋。
落ちぶれているけど、若旦那の気品を感じさせる藤十郎さん。
拗ねたところでは、お客さんの笑いを誘っていました。
夕霧身請けの千両箱が店から次々と届いたのはすごかったです。
突然勘当が許され、夕霧まで身請けしてくれるなんて、「何があったんだろう?」と思いましたが、まぁめでたしめでたしで華やかな舞台でした。
江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)
―明智小五郎と人間豹―
明智小五郎…松本幸四郎 恩田乱学・神谷芳之助…市川染五郎
お甲・お蘭・お文…中村扇雀 目明し恒吉…松本錦吾
老婆百御前…上村吉弥 同心小林新八・お玉…市川高麗蔵
登場人物がはっきりしていて、全体的にとても分かりやすかったです。
でも恩田乱学の心の中は複雑で、読み取るのが難しいです。
悪だけども、なぜか心から憎めない気持ちになります。
立ち廻りもあり、妖しい見せ物もあり、宙乗りもあり見応えたっぷりです。
不思議だったのが、乱学が突然消えてしまったシーン。
ずっと見ていたのに、マジックのように消えてしまいました。本当に不思議。
これから上演されるたびに練り上げられていって、もっと良くなるんじゃないかなと思いました。
終わってからみんなの拍手が手拍子のようになり「?」と思っていたら、なんとカーテンコールが
明智小五郎、女房お文、恩田乱学が仲良く手を繋いでいました
新しい物を歌舞伎にしていく挑戦が、素晴らしいと思います。
八陣守護城(はちじんしゅごのほんじょう)
佐藤正清…片岡我當 斑鳩平次…片岡進之介 正木大介…坂東薪車
鞠川玄蕃…松本錦吾 雛衣…片岡秀太郎
3階席からは、舞台全体が見渡せます。
朱塗りの立派な船の上に、登場人物が並んでいるのは、絵のように美しいです。
我當さんは、可愛くて優しいおじいちゃんの役も合いますが、こういうどっしりとしたかっこいい役も似合いますね。
毒酒がまわりはじめ、苦しい顔になっても、堂々とした態度は変わらない。
さすがです。
廓文章 吉田屋
藤屋伊左衛門…坂田藤十郎 扇屋夕霧…中村扇雀
吉田屋喜左衛門…片岡我當 女房おきさ…上村吉弥
観ているようで、観た事がなかった吉田屋。
落ちぶれているけど、若旦那の気品を感じさせる藤十郎さん。
拗ねたところでは、お客さんの笑いを誘っていました。
夕霧身請けの千両箱が店から次々と届いたのはすごかったです。
突然勘当が許され、夕霧まで身請けしてくれるなんて、「何があったんだろう?」と思いましたが、まぁめでたしめでたしで華やかな舞台でした。
江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)
―明智小五郎と人間豹―
明智小五郎…松本幸四郎 恩田乱学・神谷芳之助…市川染五郎
お甲・お蘭・お文…中村扇雀 目明し恒吉…松本錦吾
老婆百御前…上村吉弥 同心小林新八・お玉…市川高麗蔵
登場人物がはっきりしていて、全体的にとても分かりやすかったです。
でも恩田乱学の心の中は複雑で、読み取るのが難しいです。
悪だけども、なぜか心から憎めない気持ちになります。
立ち廻りもあり、妖しい見せ物もあり、宙乗りもあり見応えたっぷりです。
不思議だったのが、乱学が突然消えてしまったシーン。
ずっと見ていたのに、マジックのように消えてしまいました。本当に不思議。
これから上演されるたびに練り上げられていって、もっと良くなるんじゃないかなと思いました。
終わってからみんなの拍手が手拍子のようになり「?」と思っていたら、なんとカーテンコールが
明智小五郎、女房お文、恩田乱学が仲良く手を繋いでいました
新しい物を歌舞伎にしていく挑戦が、素晴らしいと思います。
こちらではあけましておめでとうございます。
三連休で昼夜御覧に…。うーん。初日はカテコなかったです。もっぺん見に行かんとあかんという気がしました。
さて、昨日は拙宅にご訪問ありがとうございました。ちょうど70万ヒット前後かと推察されます。
午後にどなたかがキリ番踏まれておられますが、いまだ親告とリクエストいただいてませんので、こちらからで恐縮ですが、直近にコメントいただいたるみさまにお願いしてよろしいでしょうか。
いつも、歴史や物語探訪なさっているるみ様に失礼かと存じますが、おとみの視点で作成してみますので、ぜひぜひお申し付けください。
リクエスト承りますの記事のコメントに何か書いたっておくれやす。
とみ様が行かれた日はカーテンコールがなかったんですね。
みんなが当たり前のように手拍子をしていたので、いつもされてるのかと思ってました。
本当に、昼夜もう一度みたいなと思う舞台でした。
8日夜の部ご覧になったのですね!
1月8日は染五郎さんのお誕生日だったんです。
ご贔屓の方たちがみんなで団結して大拍手して、
それに幸四郎パパや染五郎さんが応えてくださって
拍手していた人たちもまさかと思ったカーテンコールが
実現したそうです。
後でその話を聞いて、やっぱり8日に行けばよかったと
残念に思っていたところです。
その場に居合わせたるみさまがうらやましいです。
「江戸宵闇妖鉤爪」は3年前に国立劇場で観たのですが
見どころたっぷりですよね。
乱学を憎めないという気持ち、私もその時感じました。
今日、松竹座で昼の部に行き、人間豹の舞台写真見て
あの時のことをあれこれ思い出していたところです。
あ~、早く観たい(笑)。
チケットを取る時に、「お誕生日に観よう」と思って取りました。
御贔屓の方がたくさん来られてたんですね。
3階席もお知り合い同士の方がすごく多かったようですし、1階席の方も挨拶とかに来られてたので、今日は団体さんが多いのかなと思ってました。
スキップさん、3年前も見られてるなんて羨ましいです。
何回も観て、乱学の気持ちをさぐってみたいなとも思いました。