kindleunlimitedにお試しで入った後、そのままずるずると会員になった。10冊まで1か月読める。気に入った本は、やっぱり買ってしまうかも。それが手でしょうねえ。また、買うかどうしようかと迷う本を躊躇なく読めるのもいいです。
前置きが長くなったけれど、英語学習本は昨今星の数ほどあるけど、これはなかなかヒットだったかも。
「海外ドラマはたった350の単語でできている」Cozyと言う著者名ですが、れっきとした日本人のようですね。
海外ドラマは私も好きでよく見ます。英語で見るのですが、全部わかるわけではなく時々イライラしますけどね。この本は、最終的に海外ドラマを字幕なしで見られるようになるように、英語を勉強しましょう、という趣旨。
私がいいと思ったのは、スピーキングの後でリスニングを伸ばそう、というステップを踏んでいるところ。スピーキングは難しいと思われがちだけれど、自分が言いたいことを言うのであれば、少し練習すればできるようになると思う。
しかし、リスニングはそうはいかない。たゆまぬ練習が必要。リエゾンされた米口語の早口はいつも追いつくのが必死です。
仕事柄、訛りのある英語を聞くこともよくあり、そんな場合はほとほと困る。聞き返すしかないが、本人が訛りだとわかっていない場合は、同じように発音するので、やっぱりわからん。まあ、例えば、「そやさかい、・・・」とか「ほんで・・・」とか、大阪人だったら頻発するけど、標準語の日本語しかわからない外国人は???となるでしょう。
話がそれたけど、リスニングの練習を海外ドラマでどうやってするのかと興味があったので、後半部分をじっくり目に呼んだ。すると、著者はかなりの凝り性で、ドラマを英語の字幕付きで見て、その後セリフをシャドーイングして!!!、最後にディクテーションするんだって。
これだけ毎日みっちりと3か月したら、TOIECはぶっちぎりで高得点になると思う。でも、蕁麻疹が出そう(笑)
セリフのシャドーイングはかなりしんどいと思う。だって、大概ドラマの中では登場人物は高速で話しているし、追いつけるんかいな。
ずっと前、英語ニュースをずっとシャドーイングしてたことがあったけど、CNNとかBBCとか。ニュース英語はきれいで割とゆっくりなので、できるような気がしたけどね。それでも大変やったわ。
ちょっとやってみようかと思う。リスニングは少し怠けていると、すぐに聞けなくなるし、戻すには生英語を一定の時間は聞かないといけないので、毎日のこととなると時間を見つけるのが大変なんです。
その点、仕事に行くと、リスニングはぐっと伸びる気がする。何といっても、私は真剣。一言も聞き漏らすまいと、耳ダンボになるからねえ。しかも、聞き逃したり、聞き間違えると、診断に影響すると思って、全身耳みたいにしている、つもりです。
なので、お医者様も英語が話せるからと言って、通訳を入れずに診察するのはあまりお勧めしないです。リスニングは練習の時間がかかるし、生英語にずっと触れていないとすぐに低下するので、そんな時間は恐らく取れないのじゃないかと思ってしまいます。
もちろん、すごい上手な先生もいらっしゃいますので、その時はひっそりと横でじっとしています。
とにかく、一度はこの方法でやってみてもいいかもしれないと思いました。