ソファを新しくした! 先日、我が家にやってきた新しいソファ、淡いグレーとグリーンの細かいドット柄で座り心地満点。
考えてみれば、前のソファにもずいぶんお世話になったなあ。確かウン十年前に購入したものだよねえ。臨時収入?があったので、それで思い切って買った、グリーンの総革張りのソファだった。とても気に入って、毎日それこそ座っていたな。
子供たちもソファで跳んだりはねたりして遊んで、大きくなった。
そのためか、あちこちに敗れが出てきて中のウレタンがはみ出して、とてもかわいそうな状況だった。もちろん、カバーを掛けて見えないようにしていたけど。
それも限界になって、とうとう買い換えすることになった。
我が家はリフォームしてから畳の和室は無し。全部フローリング床にして、すっきり段差無し。和室がなくても平気だけど、子供が走り回るには何もない和室が一番いいかもしれない。変幻自在の和室に比べて、飾り立てる洋間は日本と西洋の文化の違いが如実にでるわけで。
ディズニーや西洋の妖精のお話を小さい頃に聞いたり読んだりしているうちに、どうも刷り込みになるのかな。西洋式の家を憧れてしまう。
今の我が家を見ても、リビングルームに新しいソファを置いただけで、何だか様になっている。そこに座れば、もう私の世界。テレビを見たり、新聞を読んだり、コーヒーを飲んでのんびり庭(と言っても、猫額)を眺めたり。
このような生活スタイルにすっかりなじんで、和室に入るとかえって緊張し、肩に力が入ってしまう。足を折り曲げて座ることはほとんどなくなった。かといって、ごろんと横になるわけにも行かず・・・そのまま寝てしまいそう。
そうは言うものの、この頃は昔からの伝統的な日本の良さにも憧れがでてきた。着物を着て和室でお茶席なんかいいでしょう。ま、肩は凝って、足がじんじんしびれて顔がひん曲がりそうだけど・・・
一体、いつ頃から日本の伝統的な生活が緊張をしいるようなイメージになったのでしょうか。