近頃の私のヘルパー事情

知的障害者の方々のグループホームの契約社員の期限が三月で切れる
既に思うところあって　実質シフトから外してもらっているが
穴埋め要員として　あと二回宿直に入ることになっている
少し後ろ髪がひかれるが　やはり思い切って契約更新はしないと決めている
でも　同じ社会福祉法人のやっているガイドヘルパーの仕事は続けよう
慣れ親しんだご利用者さんとの接点をなくしたくないし
外出のヘルプは動きがあって　やっていて楽しいものだから・・



最近やっと慣れてきたと思うのは　重度心身障害者の方々の実習所
これは全くのボランティアでお小遣いにはならないのだけれど
入所の方々との触れ合いが楽しく　ずっと続けていこうと思っている
彼らは　それぞれに独特の世界を持っているのがおもしろい
その中に入って　彼らの世界で一緒に遊ぶのがおもしろい
そこにいると彼らの素直な心に触れることができるのがおもしろい
なかなか　人と接することの少ない方たちだから　100パーセント私を受け入れてくれる
人と触れ合う術が少なくとも　こちらから戸をたたけば開いてくれるのだ
はじめのうち　まったく私の存在をないもののようにふるまっていた人や
必要以上に反応して奇声をあげていた人もなじんできてうれしい限りだ
普通の人には引っ込み思案の私も＾＾；　スタッフの方々とも慣れてきた
現場にいるスタッフは　私の子供の年齢の人が多い
みんな　よく頑張るなと思うし　教えられることが多い

一つ残念だなと思うのは　ボランティアという立場だと
踏み込んだ介助ができないこと
車椅子さえ動かせない場合が多い
だいたいが　お茶出しや片づけや話し相手だ
もう少し深く彼らと関わりたいけれど
突発事象の時などの責任所在を考えると
ボランティアが手を出せる範囲は限られるのだろう
致し方ないけれど　ちょっと物足りない気もする



老人介護のほうは　相変わらずのペースである
ただ　新年早々おひとりのご利用者さんが施設に入所なさった
新規のご利用者さんは　利用前に病院に逆戻りしてしまった

昨年より介護予防で入っている男性のＫさんは　ちょっと気難しくて
なかなかうまくコミュニケーションが取れない
ご家族に不幸があってその後　うつ状態にあるようだ
恐ろしいほどの綺麗好きで　掃除に入っても我が家よりずっと美しく＾＾；
どこを掃除するんだろう～～と迷うほどだ
ケアマネの話によると　ヘルパーが入ることをずっと拒否していたらしい
やっと納得して　週に一回入ることになったのが私だった
とりあえず淡々とこなしていくしかないのだろうな

かなり認知症の進んでいる女性のＹさん
精神疾患のあるＫさん
同じく精神疾患があり脊髄系のマヒのあるＯさん
それぞれがそれぞれの暮らしの中で暮らしやすいように
ちょっとの手助けをさせてもらっている
仕事だからとうぜん金銭が発生しているけれど　
それだけでは　無味乾燥のものになってしまう
短い時間でも触れ合える心のつながりが
私がこの仕事を続けられている大きな要因なのだと
いつも思っている