二月も折り返している

ある火曜日

以前の雪はもっと積もったように思う
雪かきは　亡義父の仕事だった
仕事というよりも　雪遊びをしているように見えた
雪の降る中で雪をかいている時もあった
義父が施設に入ってからは　私の仕事になった
去年は雪かきをするほど降らなかったし
一昨年も大した量ではなかった
今年は　この春に就職する長男が手伝ってくれたから
なお　あっという間に終わってしまった

今年の重たい雪は日が高くなるにつれて　
あっという間にとけだしている



ある土曜日

体調がすぐれない・・というほどでもないけれど
なんだか　いつも重たい　節々がぎくしゃくする
昨年富士山に行って以来　秋に一回高尾山に行ったきりで
まったく長距離歩行していなかったのに気づく
頑張ってレポートを書き上げて　時間を作り
一人で　箱根の湯坂道（鎌倉古道）を歩いた
一昨年の記録を頼りに歩いてみた
時間がかかるかなと思ったけれど　ほぼ同タイムで歩けた
おおよそ4時間歩いて　その終着点は温泉♪
一人でのんびりとしたいいハイキングだった

湯坂道は江戸時代の箱根海道以前の道
鎌倉から室町あたりまで使われた道だったらしい
きっと運慶も東下りの時に使ったに違いない
歴史に包まれるような思いで　一人　歩いた



ある月曜日

新しいヘルパーの仕事をいただく
人工透析から帰ってくるおじいちゃまのお世話だ
介護タクシーでの帰宅を待って　その後　
着衣介助　買い物　掃除などする
一つ問題があって・・・・
とりあえず二時から帰宅の待機なのだが
透析の時間が定まらないため　だいたいは待つことになる
この寒い中　多くて30分　平均15分　待つことになる
最初は足先が冷たくなって　体が冷え切ってしまった
寒いのは嫌だから　私は　待っている間小走りすることにした
ぐるぐる同じ場所を20分くらい？走り回っている変なおばさん・・・
そんな評判が　そのご近所で立ちはしないかな　爆

まぁ　暖かくなれば　待ち時間も苦痛じゃなくなるだろう　



ある週末

かかわっている電話相談のフォローアップ研修に参加した
一泊で　いろいろな実習をさせてもらった
手始めにアイスブレーキングという自己紹介にはじまり
コラージュ療法の応用系のようなマイボックス作製
箱庭療法の発展形のようなアートコミュニケーション
最後にペアドインタビューと
かなり盛りだくさんの内容だった
やっている時は　楽しくて楽しくて　わくわくしてたけど
終わってみたら　かなりぐったり疲れていた
普段使わない心を動かしたからだと思われる
参加者の中には　ずいぶんと心を揺さぶられた（いい意味で）方もいた
ひとりひとりが　自分の心の負の部分とどう向き合っているかを
ノンバーバルな作業を通して感じ取っていく
そして互いをそのノンバーバルな世界で知り合い分かり合う
普段できないような　人とのかかわりを通して
参加した人たちは　丸二日間心の世界でともに揺れ動きながら
互いを理解しまた自分を再認識した
そして　みんなちょっとの疲労を抱えながらも
さわやかに　それぞれの生活に戻っていった