一ヶ月たって

七月の終わりから再開した　私の「ヘルパーのお仕事」
ちょっと最初は戸惑いもあったけれど
お盆休暇をはさんだりしながらも　順調にペースに乗ってきた

残念だったのは　一回だけ伺っただけで入院なさったEさん
先日先輩ヘルパーから　病院で亡くなったと知らされた
母のように酸素を家の中でも使っておられて
食事もできないご様子で　生気を感じられなかったので
驚いた気持ちも当然のことながらあるのだが　
やはり・・・と思う気持ちが半分と言うのが正直なところだった
心より　ご冥福を祈らせていただいた

般若心経が共通の話題のＷさんとは　ずいぶんと打ち解けられるようになった
お花の好きなＯさんは　ちょっと認知症状が進んでいるようで
こちらが戸惑うことも多いが　おおむね慣れてきたのでよかった

今週から行き始めたＴさんという７３歳の男性は　ちょっと手強そう・・
ずいぶん前に離婚されて　実家にもどり９５歳のお母様と暮らしていてが
２年前に　お母さんが倒れ　今は病院生活をしているとのこと
彼自身も脊椎か何かの病気を患い　介護が必要な生活になったのだった
おうちは大きいけれど　お世辞にも衛生的といえない状況・・・
おそらくお母様が倒れられてから　家の中が止まっているようなかんじがする
積まれたさまざまなもの　埃の上にたまった埃・・・
毎日　いくつかの事業所からヘルパーさんが入っているけれど
彼の食事の準備　買い物　掃除などなどで手一杯で
今のあの家の状態をどうにかするのは無理のようだ
実際　庭仕事とか大掃除はできない規定になっているし　
いくつかの事業者が関わっているから　互いにけん制しあって
余分ないことには　なお手を出さない状況になってしまっているのだろう

・・・・でもなぁ　　ねずみの糞くらいどうにかしたいよな・・・

初回同行の時　先輩ヘルパーが玄関に上がる前に靴下を重ねて履きだした
それを見た時に　もしやと思ったけれど
私も来週から　お洋服全取替えの覚悟で臨もうかと思っている＾＾；

とりあえず　利用者さんがどんな方かと言うより
あの環境に　どう自分を慣らしていくかで頭が一杯の昨日の私だった　笑