バンクシー

ネットでちょっと気になってた絵
ストリートアートというにはもったいない
ものすごいメッセージ性のあるアートだった

バンクシーと言う覆面のアーティストによる絵は
きっとどなたも一度はネットで目にしているはず

彼のストリートパフォーマンスを追いかけたドキュメンタリー映画を見た

Banksy does Newyork

インスタグラムやツイッターを駆使して
一ヶ月間 毎日ニューヨークのとある壁に絵を描いていく
どこかは明かさないのでファンは町中を探し回る
当然情報を共有しあって 探し出す
絵を剥ぎ取っていく人もいれば
いたずらがきを加えていく人もいる
切り取られた絵はすぐに高値がついて売れていく

壁に描かれる絵だけてなく 立体図オブジェや
様々に仕組まれたパフォーマンスが
一ヶ月間 ニューヨークの町を
ニューヨーカーを 警察を翻弄した

彼のめざした作品は
作り出したものだけでなく
人の気持ちや 欲望や羨望や
様々のものをまきこんだ壮大なものだったのだ

どたばたした面白い映画と思いきや
かなりシリアスな部分もあり
心にずっしりときた

それにしても バンクシーと言う人物？
取り巻くアート集団の計画の綿密さ
けっこう政治的でもあるのかな？
とか思った次第