激安だったけど

家の近くに　カット１０５０円という美容院がある
一年近くたつが　利用したことはなかった
いつも通っていた美あ容院のお姉さんが　このたび産休になったので
なんとなく美容院を変えてみようと思い
思い切って１０５０円に行ってみることにした
金額が金額だから　期待はしない
でも　今はショートだし　そろえるだけならいいかなと思った

いまどきの美容室は　
私一人に何枚タオルを使うの？と思うくらい
あれこれ至れり尽くせりだ
お茶も出してくれるし　マッサージもしてくれる
まぁ　ちょっと優雅な気持ちにはなれても
ちょっと過剰サービス・・・その分安くしてほしいと思っていた
カットがうまいなら　この１０５０円美容室でもいいかなと思ったのだ
シャンプーしていけばいいんだし・・・


小さなビルの二階の一室・・・
入ってみてびっくり！　シャワーがない！！
美容室用の椅子が鏡の前に三台あるのみ・・
当然　シャンプーはないとは思ってはいたが
洗面台までないとは！！！　徹底した簡素化だ！！

そしてもっと驚いたのは　美容師さんだった
こんな言い方は差別みたいでいやなのだけれど
まるでガード下のしがないバーの年増のマダムみたい・・・汗
どことなく色っぽく迫力があり
「１０５０円なんだから　文句は言わせない
私のできる範囲のことしかやらないからね」・・・
そんなオーラが体全体から放たれていた

はい　全体的に１センチ短くするだけでいいです
すごく下出に出て　注文させていただいた

手つきはそんなに悪くはなかったけれど
いわゆる昔の床屋さんという感じの　はさみの持ち具合で
かけられたビニールも　首に巻かれた髪よけの紙も
なんとく　つまりは床屋さんのものなのだった

ガムを噛みながら（私じゃないよ　マダムよ）　カットすること２０分
が～～っとドライヤーで乾かしてスプレーで形を整えて
昔ながらの箒の小さいやつで切った髪を払って　
「これでどう？」と　私を見つめた

はい　異論はございません・・・汗

すごく下手でもないけど　すごくうまくもない
ごくごく普通なんだけど
やっぱり　すごく　なんか　こわかった
やっぱりムードって　大事なんじゃないかな

彼女のほかに　多分ご主人か・・理容師さんもいて
彼もラジオで競馬を聞きだして・・・・



・・・なので　１０５０円は今回だけでいいかな～～～