電話相談深夜担当日記 2

一本めから三時間近くの電話となった
最近は　短めが事務局からも推奨されていて
(できるだけ多くのかたの話を聞けるように)
私もそのように心がけているが
昨夜は　一本目にとことん付き合おうと思ってしまった


自分の思うように私が反応しないと気に食わない
そんな彼女と話すうち　彼女の生い立ちなどが垣間見えてくる
こんな電話一本では　どうしようもないほど出来上がってしまった個性
おそらく　解離性人格障害とかのカテゴリーに入ると思われた
自己愛感覚もものすごく　とにかく彼女の思う彼女像が半端なく完璧で
そのように承認しないと納得がいかないらしいのだ
どう思おうと 私の思うように理解してくれと噛みついてくる
こちらも人形ではないこと　感情のある人間があなたの電話の向こうにいることを伝えた
何を言っても否定語しか帰ってこないのがむなしいのだけれど
なんか　関わっていたかった・・・魅力的な女性だった

あとは過去を引きずる男性
会社の上司とのトラブルを抱えた女性
うつで今バイクにぶつかってみたという女性

最初の一本がハードだったから　他は楽に感じた担当日だった

人格障害・・・とカテゴライズされる方々
お医者様も敬遠するだけあって　手強いのであった