ヘルパーで伺っているOさんのお話だ
支那事変なんて言葉 脳みそから埃かぶって出てきた言葉だ
大東亜戦争とか もう死語に近いかなぁ
Oさんによれば 大東亜戦争は「最近の戦争」だ
たしかに・・・・^^;
彼女が10歳の時 支那事変が起こった
Oさんの兄さんは支那事変に出兵して 帰らぬ人となった
その話を聞くのが 私の今日の仕事だった
掃除や洗濯などしようと思ったら
今日は 私の話を聞いてくれればいいからと言って
一時間 お茶を飲みながら彼女の昔話に耳を傾けた
(ほんとは こういうの いけないんだけどね)
お兄さんは21歳でハンサムな人で 恋人がいたのだけれど
召集令状が来て なくなく戦地に向かったとのことだった
出征前夜 村の人たちが送り出す宴会をしてくれたのだけれど
主役のお兄さんは こっそり抜け出して
最後の一夜を どこかですごしたらしい
出征兵士がいなくなるなんて! 村中が大騒ぎとなったらしい
出征拒否なんて 非国民そのものだった時代だ
お兄さんは 翌朝の出征間際に戻ってきて一件落着となった
その時に 10歳のOさんに「何がめでたくて宴会なんだ」と言ったという
出征後しばらくして 空っぽの骨壷と戦死を知らせる通知が
Oさんの家に届いたという
そんなことが どこの家庭にも起こっていた時代があったんだ・・・
彼女自身18歳で結婚してすぐにご主人が出征して
5年間「銃後の守り」をしたという
戦争によって いろいろな人生が翻弄されたんだ
そういったことを語ってくれる人々が だんだんいなくなって
戦争を美化するような風潮が来てしまうのかなとか
私はOさんの話を聞きながら考えていた
ちょっとしんみりしながら そんな思い出話を聞かせてくれたOさんだけど
もともとすごく明るい冗談の好きな方だから
次に別の話になったときには 昔のかつらを出してきて
かぶっておどけて見せてくれた
物理的なお仕事はできなかったけど
Oさんの気持ちが 満たされているように感じられたから
私も 今日の仕事はこれでOKにしようと思った
一緒にかつらをかぶって あそんだ 爆
・・・・
21歳といえば 長男と同じ年だ
Oさんの話を聞いていたら
長男と彼女の顔が思い浮かんで
ちょっと せつない気分になった
支那事変なんて言葉 脳みそから埃かぶって出てきた言葉だ
大東亜戦争とか もう死語に近いかなぁ
Oさんによれば 大東亜戦争は「最近の戦争」だ
たしかに・・・・^^;
彼女が10歳の時 支那事変が起こった
Oさんの兄さんは支那事変に出兵して 帰らぬ人となった
その話を聞くのが 私の今日の仕事だった
掃除や洗濯などしようと思ったら
今日は 私の話を聞いてくれればいいからと言って
一時間 お茶を飲みながら彼女の昔話に耳を傾けた
(ほんとは こういうの いけないんだけどね)
お兄さんは21歳でハンサムな人で 恋人がいたのだけれど
召集令状が来て なくなく戦地に向かったとのことだった
出征前夜 村の人たちが送り出す宴会をしてくれたのだけれど
主役のお兄さんは こっそり抜け出して
最後の一夜を どこかですごしたらしい
出征兵士がいなくなるなんて! 村中が大騒ぎとなったらしい
出征拒否なんて 非国民そのものだった時代だ
お兄さんは 翌朝の出征間際に戻ってきて一件落着となった
その時に 10歳のOさんに「何がめでたくて宴会なんだ」と言ったという
出征後しばらくして 空っぽの骨壷と戦死を知らせる通知が
Oさんの家に届いたという
そんなことが どこの家庭にも起こっていた時代があったんだ・・・
彼女自身18歳で結婚してすぐにご主人が出征して
5年間「銃後の守り」をしたという
戦争によって いろいろな人生が翻弄されたんだ
そういったことを語ってくれる人々が だんだんいなくなって
戦争を美化するような風潮が来てしまうのかなとか
私はOさんの話を聞きながら考えていた
ちょっとしんみりしながら そんな思い出話を聞かせてくれたOさんだけど
もともとすごく明るい冗談の好きな方だから
次に別の話になったときには 昔のかつらを出してきて
かぶっておどけて見せてくれた
物理的なお仕事はできなかったけど
Oさんの気持ちが 満たされているように感じられたから
私も 今日の仕事はこれでOKにしようと思った
一緒にかつらをかぶって あそんだ 爆
・・・・
21歳といえば 長男と同じ年だ
Oさんの話を聞いていたら
長男と彼女の顔が思い浮かんで
ちょっと せつない気分になった
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