長野県諏訪市から国道152号線を北上し、白樺湖の先県道155号から更に奥に入った場所に「黒曜石体験ミュージアム」があります。背後の山中には、黒曜石の原産地 国史跡の星糞峠 黒曜石原産地遺跡があり、ブラタモリでも紹介されていたのと遺跡の出土状態を展示した「星くそ館」が2021年7月にオープンするという情報を得て、早速9月に訪館して参りました。黒曜石体験ミュージアム地域の埋蔵文化財センターとして、そ . . . 本文を読む
【お知らせ】今後の投稿は「日々是平穏」へ致して参ります。
写真投稿が容量オーバーとなり投稿出来なくなってしまいましたので
今後は、「日々是平穏」へ投稿致して参ります。
こちらは、今後も閲覧可能です。
先日、9月に放送されていた「やりすぎ都市伝説」で、紹介されていた重要文化財 “神像筒形土器”を観にお隣の富士見町にある井戸尻考古館へと再訪して参りました。前回訪れた際は、あまりインパクトを感じなかったのですが、改めて見直してみると確かに異国の文化を感じさせる独特の文様と形状で興味深い一点だと思いました。その際に、常設展示の中でとても興味を引いた土器がありました。それが今回 . . . 本文を読む
甲府城の本丸に建つ“オベリスク”すっきりと晴れた秋の麗らかなとある週末。甲府へ所用があったので、ついでに甲府駅周辺の散策をして参りました。甲府城 稲荷櫓 甲府城は別名“舞鶴城”と言います。白壁が重なり合うその優雅な姿から「鶴が羽根を広げたような城郭」からそう呼ばれる様になったのだとか。甲府城は、甲府の中心地 駅前すぐ近くにありますが、では甲斐の国を治 . . . 本文を読む
徐福一行が目指した蓬莱山は果たして日本の富士山だったのだろうか!? 富士「徐福」渡来伝説史跡探訪のその2です。本日まず初めに訪れたのは、河口湖畔北東から1.5キロほど行った場所に鎮座する河口浅間(あさま)神社です。他の浅間神社は“せんげん”と読ませるのに、ここでは“あさま”と読ませます。浅間神社の多くは、祭神にコノハナサクヤヒメを祀っていますが、別名 . . . 本文を読む
今回は、2回に分けて富士吉田市と河口湖~山中湖その周辺に伝わる徐福伝説の史跡探訪をして参りましたのでそのご紹介です。実は、今から20年ほど前に一度探訪をした事があったのですが当時はデジカメの性能が悪くイマイチの写真ばかりでしたので、リベンジを兼ねての再訪でした。まずは、富士吉田市とその周辺に残る徐福伝承のご紹介です。 紀元前219年 秦の始皇帝の東方蓬莱の国(日本)の不死(富士)の霊山に不老不死 . . . 本文を読む
天候が連日イマイチで、晴れの日を待ちわびていた8月のとある週末。今からちょうど20年前に、一度訪れた事のある霧ケ峰高原の奥に広がる“八島ヶ原湿原”から“旧御射山(もとみさやま)遺跡”へと再訪して参りました。湿原散策の起点となる広場 ここから散策開始です。八島ヶ原湿原は、標高1,630mに位置し総面積は43.2ヘクタールあるそうです。湿原の周囲には遊 . . . 本文を読む
今回は、少し足を延ばして長野県南佐郡佐久穂町高野にある“北沢の大石棒”を観に行って参りました。北沢の大石棒へは、中部横断自動車道 八千穂ICより北東へ1.3㌔ほど。我々は、清里ライン国道141号線を小海線、千曲川沿いをひたすら北上しました。標識の案内に従ってあぜ道を暫く歩くと…。田畑の間に大石棒が唐突に立っています。高さ2.23m直径25㎝ 想像していたよりか . . . 本文を読む
長野県茅野市と佐久市を結ぶメルヘン街道(国道299号線)の市境に位置し最高地点でもある“麦草峠”近辺で、黒曜石が採取できると言う情報をゲットしたので、先日佐野市に行った帰りに寄ってみることにしました。採取場所ですが、当初こちらの情報からあたりを付けていた場所は、結局空振りに終わり周辺を探索し続けること10分ほど。何となくありそうな予感がして路肩から下を覗くとキラキラと光る . . . 本文を読む
久しぶりの企画展拝観の紹介です。 東京近郊であれば、イベントがあるたび電車ですぐに駆けつけることが出来ましたがこちらでは、やはり勝手が違います。それでも、山梨県は縄文関連史跡が多く企画展示を何処かの資料館や博物館でやっているので、足を延ばしさえすれば最新の発掘情報に触れることが出来ます。4月に入ってからの週末、すっかり暖かくなって参りましたので少し遠出をして久しぶりの企画展を拝観して参りました。 . . . 本文を読む
今回は、長野県諏訪郡富士見町でみつけた巨石と興味深い遺跡の紹介です。【小六石】 場所は、JR中央本線信濃境駅より県道17号(茅野北杜韮崎線)を北へ。中央自動車道を過ぎ1キロメートル程行った左手にあります。県道側より背面より由緒:昔 武田の家臣に「岡田小六」なる者あり 天文・弘治(四七〇年程前)の甲越戦争の頃 この地に小屋を構えて住居し 農耕のかたわら 諏訪側の状勢を偵察してこの黒い石を目標に やっ . . . 本文を読む