先日、いま府中郷土の森博物館で開催されている「縄文土偶のナゾを探る」展の公開講演を聴講した。
その講演の中でなんと!東京都町田市に「環状列石遺構」(ストーンサークル)が存在していた事実を知った。
これは何としても行かねば!
久しぶりに探求心が目覚め 早速翌週のとある休日に、京王線多摩境駅からほど近い現地を訪れてみた。
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駅を降りて初めに飛び込んできた駅前オブジェ「地球断面」と言うタイトルがつけられてはいたがこれは、やはりストーンサークルを意識しているのは間違えない。
駅から歩くこと10分あまりのところに田端環状積石遺構がある。
残念ながら現在見ることが出来るのは、レプリカだそうで以前は、柵を囲いそのままの展示をされていたそうだが石の紛失が相次いだ為 埋め戻しその上に現在のような復元をしたそうである。
周辺からは、貴重な遺物が数多く発掘さているそうで「祭祀」を執り行っていた形跡と「共同墓地」であった証拠もみつかっており興味深い。
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民家側にある石碑(多摩ニュータウン通り沿いに入り口があるがたぶん以前は、こちら側が入り口だったのかも知れない。今は、ベンチなどが置いてありちょっとした史跡公園(荒れ果ててはいるが)になっている。)
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丹沢方面を望む(夏至の太陽 日時計とか説をもある様だが・・・)
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上とは逆の角度から
一抱えもある大きな石を9メートル×7メートルの楕円形に並べたストーンサークルで、ここから境川をはさんで相模原台地、丹沢の山並み、そしてわずかながら富士山の山頂も望むことができる。この遺跡は今から約3000~2800年前の縄文時代後期から晩期にかけてつくられた共同墓地と祭りを行った場所で、積石の下やすぐわきには墓と思われるす堀りの穴や、小型の石をめぐらした穴がいくつもみつかった。積石のあいだやこうした穴から土器や土偶、すり石や石斧、石棒などの石器、さらに耳かざり、大珠などの装身具が出土しており、当時の死者の埋葬や祈りといった精神文化を知るためにも重要な遺跡である。1971年3月29日に東京都指定史跡に指定された。現在は遺構の劣化を防止するため実物を埋め戻し、直上に外部材により復元されたレプリカが展示されている。(以上 町田市ホームページより)
【住所】東京都町田市小山町3112-2及び3113-2
【地図】
その講演の中でなんと!東京都町田市に「環状列石遺構」(ストーンサークル)が存在していた事実を知った。
これは何としても行かねば!
久しぶりに探求心が目覚め 早速翌週のとある休日に、京王線多摩境駅からほど近い現地を訪れてみた。
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駅を降りて初めに飛び込んできた駅前オブジェ「地球断面」と言うタイトルがつけられてはいたがこれは、やはりストーンサークルを意識しているのは間違えない。
駅から歩くこと10分あまりのところに田端環状積石遺構がある。
残念ながら現在見ることが出来るのは、レプリカだそうで以前は、柵を囲いそのままの展示をされていたそうだが石の紛失が相次いだ為 埋め戻しその上に現在のような復元をしたそうである。
周辺からは、貴重な遺物が数多く発掘さているそうで「祭祀」を執り行っていた形跡と「共同墓地」であった証拠もみつかっており興味深い。
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民家側にある石碑(多摩ニュータウン通り沿いに入り口があるがたぶん以前は、こちら側が入り口だったのかも知れない。今は、ベンチなどが置いてありちょっとした史跡公園(荒れ果ててはいるが)になっている。)
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丹沢方面を望む(夏至の太陽 日時計とか説をもある様だが・・・)
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上とは逆の角度から
一抱えもある大きな石を9メートル×7メートルの楕円形に並べたストーンサークルで、ここから境川をはさんで相模原台地、丹沢の山並み、そしてわずかながら富士山の山頂も望むことができる。この遺跡は今から約3000~2800年前の縄文時代後期から晩期にかけてつくられた共同墓地と祭りを行った場所で、積石の下やすぐわきには墓と思われるす堀りの穴や、小型の石をめぐらした穴がいくつもみつかった。積石のあいだやこうした穴から土器や土偶、すり石や石斧、石棒などの石器、さらに耳かざり、大珠などの装身具が出土しており、当時の死者の埋葬や祈りといった精神文化を知るためにも重要な遺跡である。1971年3月29日に東京都指定史跡に指定された。現在は遺構の劣化を防止するため実物を埋め戻し、直上に外部材により復元されたレプリカが展示されている。(以上 町田市ホームページより)
【住所】東京都町田市小山町3112-2及び3113-2
【地図】
もちろん色々下調べしていた際に、しゃこちゃんのサイト初めに拝見してました。
さすがですね。
発掘当時のモノは、崩れすぎていて良く分からないですね。
また宜しくです。
http://www.ne.jp/asahi/asamasa/shako/tokyo/tabata.html
残念ながらここは、レプリカなので自転車さんが言われる「八芒星」は、見いだすことは出来ませんでしたが起立する立石の位置は、方位として考えれば確かに何か意味をなすのでしょうね。
八卦として考えれば、そこに何か呪術的な意味合いも込められてくるでしょうし。
先日府中でやっていた土偶展でお聞きした講演では、ここは祭祀の場で近くから石棒や呪術に用いられた遺構が出土されされてうるそうです。
縄文期ここで、何かしらの祭祀が執り行われていたのは間違えなさそうです。
更新が滞り気味で、最近は極端に一部のネタに偏る傾向にありますがまた、お暇があれば懲りずに覗いて見てください。
ありがとうございました。