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日光東照宮 五重塔初重内部心柱特別公開

2012-07-09 | 神社・仏閣
5月22日から日光東照宮の五重塔で「心柱」が特別公開されている。
東京スカイツリーの免震機能に、その構造が応用されていると聞く。
建立から200年に渡り幾多の地震にも耐え抜いてきた当時の宮大工職人達の知恵。
やはり特別公開とあらばこの目で見ておきたい。

と、言うワケでどうせ行くなら一泊を兼ねて近場の観光も。と言ったノリで出かけてきた。

浅草から東武スペーシアに乗車。下今市で連絡電車に乗り換え東武日光駅まで、2時間弱で到着。
実は、日光(東照宮)へは社員旅行で来た記憶だけ。
観光地としてはベタではあったがサクラさんの希望もあって日光江戸村(今は、江戸ワンダーランドに改名)へも足を伸ばした。


さて、拝観自体は塔の周囲を周遊し正面奥に設けられた扉をご開帳し内部を見せるだけのものであったが、彩色豊かに塗られた内部は、ここ東照宮だけのようだ。

中央に起立する「心柱」の黄金色が眩しい。(説明写真より)

「五重塔」その構造は、現代の建築技術を持っても神業としか言い現せない技法の数々で建立されている。日本建築の秀でた傑作と言ってもいい。

パネルの写真(右)の様に「心柱」自体は、基礎に埋められている訳では無く説明によれば「懸垂式」で地盤より10センチ浮いているそうだ。

特筆すべきは、その「心柱」だ。なんと!柱自体は、地中に固定されているわけでは無く五層目の屋根に接しているだけであって、自重で屋根を押さえる構造となっている。
大黒柱は「柱」自体が強固でなくてはならないが「心柱」は、柱自身が左右にブレることによって、免震機能を果す。同じ「柱」でも全く異なる使われ方をしているワケだ。

※とても判りやすく説明してくれているサイトがあった。心柱のふしぎ


神橋 参拝料を支払うと橋を渡ることが出来る。全体が朱の漆塗りで石の橋脚は全国でも珍しいそうだ。
ここでサクラさんが大発見!!それについては、後日改めて報告。

三猿と眠り猫 記憶とは曖昧で意外と小さかった。

陽明門と逆柱 昔見た荘厳さからは、経年劣化がみられており少々残念であった。

二荒山神社 神苑の奧に日光三山を模したイワクラがあった。

江戸村にてのスナップ にゃんまげ君 あんまり可愛くない

(TOPの写真は、特別拝観すると頂けるクリアファイル なんとも言えないデザイン^^;)

※写真とコメント追記


帰路は「JR特急253系日光8号」へ乗車(昨年485系から車両が変わったそうだ。)新宿まで直通で行く事が出来て楽々
チケットには確かに東武日光駅とあった。

少々納得いかないのはご存じのように日光には東武日光駅とJR日光駅があって
当然JR特急なんだからJR側の駅に入線して来るんだろうとワザワザJR日光駅まで出向いてチケットを購入したところ
「発車ホームは、東武日光駅から」だと言われる。
「えっ!?ここJRの駅舎じゃ無いの?」
と、駅員に食い下がったが、少々ムッとしたふてくされた様子で
「東武日光駅から発車です。ここから右へ3分ほど言ったところです。」
と、職員からつっけんどんに言われる。
こっちは、電車で行くのが初めてなんだからもう少し丁寧な対応をして頂きたかった。

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