コメント欄は閉じておきます。
スマホのSIMロック解除
通信料高止まりの原因の一つが解消されることに。
NTTドコモとau(KDDI)は、2015年5月1日以降の発売機種より、
購入後180日経過した端末のSIMロック解除を無料で行うことを発表している。
全ての端末がSIMフリーになることで、消費者が自由にキャリアを乗り換えられるようになる。
これによって価格競争が促進され、高止まりした通信料金や機種代などを下げる効果が狙われている。
以前に販売したスマホは、自社以外の電話回線での音声通話やインターネットを
原則、利用できないようにしていた。この規制が「SIMロック」。
不正転売を防ぐため 「購入から6ヶ月以上が経過している」
などの条件付きでロックを無料解除する。
ソフトバンクは対応を検討中。
安いスマホ利用料金を提供する電話会社に乗り換えることができる。
総務省によると、2013年の家計の平均スマホ利用料金は月11,710円。
しかも、年々負担は増えているので、利用者の不満は強い。
乗り換えが活発化すれば、新たな格安電話会社の参入で、料金低下も望める。
日本のスマホの利用環境は、世界に比べてまだまだ見劣る。
政府は快適な通信環境に必要な周波数帯(電波の幅)を2020年までに
現在よりも大きく広げる目標を打ち出した。
複雑なスマホの料金体系を分かりやすくする企業努力も必要だろう。
現状では格安スマホ事業者の多くが、借りる料金の安さからドコモの回線を使っている。
また、大手は2年契約を条件に末端代金を割り引く売り方を主流にしている。
2年経たずに解約すると、末端代金の残額や、1万円程度の違約金を請求されるケースがある。
私はスマホではないけれど、家族はスマホを使っているし、
世の中が少しでも生活しやすくなることを願っている。
複雑なスマホの料金体系を分かりやすくする企業努力も必要なことは、
誰でも望んでいるでしょう。
※ 利用できる格安SIMカードの発行会社
(ドコモ)NTTコミュニケーションズ、
インターネットイニシアティブ、
日本通信、ビッグローブ、ソネットなど。
(au)KDDIバリューイネイブラー、
ケイ・オプティコム。