最終章:
〈 決断と後悔 〉
* やった後で後悔するほうが、やらないことで後悔するよりもずっとましだ。 J.ボッカチョ
* 長いこと考えている者が、いつも最善の物を選んでいるわけではない。 ゲーテ
〈 病と健康 〉
* 快い眠りこそ、自然が人間に与えてくれる優しく懐かしい看護婦だ。 シェークスピア
* ある種の治療は病気より悪し。 シルス
* 人のために善をなせ、善をなせばよい気持ちだ。命が延びる。 大隈重信
〈 老い 〉
肉体的、精神的に充実した活動できるのはあと10年だと思う。(現在、56歳)
作家としてやりたいこともたくさんある。
人生の持ち時間を自覚させてくれる老いは、必ずしも悪いことではない。
* 若い時は困難にぶつかるが、年をとると困難がぶつかってくる。 ジョシュ・ビリングズ
* 40歳は若者の老年期、50歳は老人の青春期。 ビクトル・ユーゴー
* 老後とは、若き時より、月日の早きこと、十倍なれば、
一日を十日とし、十日を百日とし、一月を一年とし、喜楽して、あだに日を暮らすべからず。
貝原益軒
〈 臨終の言葉 〉
2002年5月14日、当時勤務していた外務省外交資料館で、
東京地検特捜部の検察官に逮捕されたとき、心の中で
「もういい。やるるだけのことはやった。その結果がこういうことなら、受け入れるしかない」
とつぶやいた。これが外交官・佐藤優としての臨終の言葉だ。
* 人は死の間際になってはじめて、本気で生きてこなかったことに気づく。 H.D.ソロー
* 散りぬべき 時知りてこそ世の中の 花も花なれ人も人なれ 細川ガラシャ
* 墓地を買うことなど断じて無用たるべきこと。勿論、葬式、告別式など一切不用のこと。
英子や揚子、並びに真に私を知ってくれる友人たちの記憶の中に生を得れば、それで満足。
尾崎秀実
* 旅に病んで 夢は枯野をかけめぐる 松尾芭蕉
〈 死 〉に関する名言:
* 死者にたいする最高の手向けは、悲しみではなく感謝だ。 ワイルダー
* 人間はみんな、いつ刑が執行されるかわからない、猶予づきの死刑囚なのだ。
ヴィクトル・ユーゴー
^^^
人それぞれでしょうが、還暦前後には、人生の持ち時間を自覚するのでしょうね。
臨死体験をした知人は、きれいな花々があり、知り合いたちがこちらも楽しいよ~、
みたいなことを話していたって。これは、真面目に生きた人が見たので、
もし、悪事を続けた人は、たぶん、違う場面なのではって思いますが・・・
人生の最終章の名言の数々は一段と心に響きました。
大隈重信の言葉は、政治家の人々に読んでもらいたいです。
某都知事は、これを知っているでしょうか?